2021年5月24日
2022年卒学生、就職内定率は59.2%で20年卒と同水準 =リクルート調べ=
リクルートは21日、同社の「就職みらい研究所」が、2022年卒業予定の大学生と大学院生1817人を対象に実施した就職プロセス調査「5月15日時点の内定状況」の結果をまとめ、その一部を抜粋して発表した。
それによると、5月15日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は59.2%(前年同月比+10.0ポイント)だった。
前年から続く新型コロナ禍の就活で、「就職先が見つからないのでは」という学生の不安の声もあったが、企業の採用意欲は底堅く、内定率はコロナ禍以前の2020年卒並みの水準。
21年卒は緊急事態宣言下で対面での選考活動が制限され、5月以降の内定取得が停滞した様子が見られたが、今年は内定率は増加。単月の活動実施率を見ると、Web上での面接は前年と比べて実施率が高くなっていることが分かる。
また、前年5月には少なくなっていた対面での面接も、5月15日時点で前年と比べて高くなっている。
説明会や初期選考はオンライン、最終選考はできる限り対面でという併用・使い分けも進み、面接後期のタイミングで前年のように停滞することなく、緊急事態宣言下でも20年卒と同水準。このことから、今後も内定率は20年卒と同水準で推移していくことが予想される。
この調査は、2022年卒業予定の大学生と大学院生で、就職活動支援サイト「リクナビ2022」の調査モニターに登録した学生8747人(大学生7270人、大学院生1477人)を対象に、5月15日~5月17日にかけてインターネットで実施。集計対象は1817人(大学生 1370人、大学院生 447人)。
関連URL
最新ニュース
- 埼玉県、オンラインによる「女性のデジタル人材育成講座」6月1日から申込受付(2024年5月10日)
- 埼玉県久喜市立図書館、生成AI蔵書検索システムの実証実験を開始(2024年5月10日)
- 大学受験に向けて塾に通い始めるのは「高校1年生から」がトップ =僕と私と調べ=(2024年5月10日)
- 多摩美大、AIやサーキュラーなど5つの最先端テーマを研究するプラットフォーム開設(2024年5月10日)
- 立命館、学生・社会、教育・研究が混ざり合う「TRY FIELD 」開設、オープニングセレモニー開催(2024年5月10日)
- フォトロン、ネットワークカメラ収録システムと学習動画共有プラットフォーム、名城大学の導入事例を公開(2024年5月10日)
- Wonderlabo、渋谷教育学園中高校で「マーケティングの可能性」について講義(2024年5月10日)
- 「ONGAESHI」 、zero to one「E資格認定プログラム」NFTを活用して“無償で学んで転職”(2024年5月10日)
- COMPASS、「学習者を中心としたデータ利活用のこれから」を考えるイベントをオンラインで開催(2024年5月10日)
- 日本野球機構、「エデュすぽ!~教員のための体育授業研究会~」全国4都市のドーム球場で開催(2024年5月10日)