2021年11月5日
23卒大学生、半数以上が「転職を意識」し、7割以上が「キャリア形成は企業に依存せず」 =ビズリーチ調べ=
ビズリーチは4日、同社のOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」が、同サイトに登録する2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生合計476人を対象に実施した、「大学生活や将来のキャリアに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「将来のキャリアを考える際に、企業に依存しないキャリア形成を意識しているか」の問いには、「やや意識している」46%、「強く意識している」25%となり、77%が「企業に依存しないキャリア形成」を意識していることが分かった。「あまり意識していない」は26%、「ほぼ意識していない」は3%だった。
また、「新卒で入社する会社を選ぶ際に将来の転職を視野に入れているか」を尋ねたところ、「やや意識している」38%、「強く意識している」17%となり、就活生の55%が「会社を選ぶ際に転職を視野に入れている」ことが分かった。「あまり意識していない」は35%、「ほぼ意識していない」は10%だった。
「転職を意識している」理由については、「不確実な社会であるため、会社に依存した人材よりも、汎用性のあるスキルを持ち、市場価値を高めることが、持続的に働くことや社会貢献するために必要であると考えるから」(東京大学)、「会社に雇われるのではなく、常に会社を選ぶことのできる、または抜てきされる人材になりたいから」(同志社大学)などのコメントが寄せられた。
一方、「転職を意識していない」理由に関しては、「第1志望をデベロッパー業界にしており、転職があまり多くないため」(一橋大学)、「もし現在自分が最も志望する企業に入れたなら、ジョブローテーションを通して理想とする複数通りのキャリアプランのいずれかを達成できると考えているため」(法政大学)などの声が寄せられた。
この調査は、「ビズリーチ・キャンパス」に登録している2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、10月11日~14日にかけて実施。有効回答数は476人。
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