2021年11月18日
ケネスリサーチ、「教育工学市場」の世界の需要分析と機会の見通しを発表
ケネスリサーチは17日、教育工学(EdTech)市場の世界の需要分析と機会の見通しに関するレポートを発表した。
これは、Research Nester Private Limitedが10月12日に発刊した「EdTech市場の予測評価を提供する調査レポート」をもとにしたもので、EdTech市場の成長ドライバー、市場機会、課題、脅威など、いくつかの主要な市場ダイナミクス強調している。
それによると、世界のEdTech市場は、多額の収益を獲得し、2022~2030年の予測期間中に19%の最大のCAGRで成長すると推定。
市場の成長は、インターネットユーザーの増加、モバイルデバイスの浸透の増加、世界中の教室でのEdTechソリューションの需要の高まりに起因する可能性がある。
2019年には、世界で約40億人がインターネット(世界の人口の半分)にアクセス。北ヨーロッパは95%以上の最高のインターネット普及率を持っている。人工知能、モノのインターネット(IoT)、AR/VRなどの技術の成長する開発は、今後数年間で市場に豊富な成長の機会を提供することが期待されている。
モノのインターネットと人工知能(AI)を多数の産業用および住宅用アプリケーションに急速に統合することで、EdTech市場は今後数年間で大幅に成長すると予想されている。
EdTech市場の成長は、多くの業界でデジタルトランスフォーメーションを可能にする率の上昇によって大きな影響を受けると予測される。
2017年と比較して、2018年のICTおよびテレコムのテクノロジー支出は約5%の成長を記録。2019年に製造業は、デジタルトランスフォーメーション約3400億米ドルを投資したと推定されている。
アジア太平洋地域の市場では、この地域でのスマートデバイスとインターネットのユーザーベースの拡大を背景に、予測期間中に注目に値する成長を遂げると推定されている。
中国は、世界で最も多くのインターネットユーザーを抱えており、国内では850百万人以上がインターネットにアクセス。インドや中国などの国々で手頃なブロードバンド接続の開発が進んでいることも、この地域の市場の成長を後押しすると予想されている。
さらに、北米地域の市場は、予測期間中に最大のシェアを獲得すると予想される。この成長は、米国の教育セクターにおけるプライベートエクイティ投資家やベンチャーキャピタリストからの投資の増加に起因している。
ケネスリサーチは、自動車・運輸、化学・材料、ヘルスケア、食品・飲料・消費財、半導体、エレクトロニクス・ICT、パッケージングなど、様々な分野で市場調査ソリューションを提供する再販代理店。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)