2022年3月7日
就職内定者、72%が「自分の能力に不安」と回答=ラーニングエージェンシー調べ=
ラーニングエージェンシー(旧トーマツ イノベーション)は、2022年度入社予定の内定者743人を対象に実施した、「内定者意識調査」の結果をまとめ4日に発表した。

それによると、「これから社会人になるにあたって、どのような気持ちが強いか」を尋ねたところ、トップ3は昨年と同じで、1位「不安、心配な気持ち」75.4%、2位「嬉しさ、楽しみな気持ち」57.0%、3位「期待感」41.7%だった。依然として、「不安な気持ち」が、2・3位と33.7ポイントの差をつけダントツだった。
「具体的にどのようなことが不安なのか」を聞いたところ、多くの内定者が「自分の能力で仕事についていけるか」71.5%、「しっかりと成果を出せるか」61.7%との項目を選んだ。
特に1位の「自分の能力に対する不安」は昨年比2.3ポイント増加。3位の「職場のメンバーとうまくやっていけるか」52.8%も昨年から3.4ポイント増加しており、仕事での能力と人間関係の両方で不安があることが分かった。
また、「内定期間中に会社に希望するサポート」を尋ねたところ、「先輩社員との人間関係を築く機会がほしい」63.2%が、昨年同様トップになるとともに4.1ポイント増加した。
一方で、2位以降は昨年の結果から変化し、「他の内定者との人間関係を築く機会がほしい」51.8%が3.9ポイント減少。
逆に、「マナーや仕事の進め方など、社会人の基礎を教えてほしい」53.3%、「業界の専門知識や専門スキルを教えてほしい」54.3%が、それぞれ2ポイント以上増加して2位と3位を占めた。
内定者が抱える主な不安の内容に対応する結果になっているとともに、より多くの内定者が仕事面でのスキルアップを望んでいることが分かった。
この調査は、2022年卒業予定の、同社の「内定者向け研修」受講者を対象に、2021年10 月19日~11月30日にかけて、Web・マークシート記入式でのアンケート調査という形で実施。有効回答数は743人。
回答者の業種内訳は、① IT・インターネット52.2%(387人)、②流通・小売・サービス6.7%(50人)、③製造3.1%(23人)、④金融1.6%(12人)、⑤商社9.3%(69人)、⑥メーカー5.3%(39人)、⑦マスコミ・広告3.4%(25人)、⑧建設・不動産5.8%(43人)、⑨医療・福祉0.5%(4人)、⑩その他12.3%(91人)。
また企業規模は、①100人以下27.9%(207人)、②101~300人54.8%(406人)、③301人以上16.3%(121人)となっている。
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