2022年5月24日
香川大学と日本マイクロソフトが「DX推進人材の育成」で連携協定を締結
香川大学と日本マイクロソフトは20日、DX推進人材の育成を通じて大学改革と地域活性化に寄与するために、連携に関する協定を締結した。

日本マイクロソフト 執行役員 常務 パブリックセクター事業本部長 佐藤 亮太 氏(左)、香川大学 筧 善行 学長(右)
協定に基づき、「DX推進人材の育成」、「DX推進による大学改革」、「DX推進による地域活性化」の取り組みを行う。
「DX推進人材の育成」では、同社は、学生がMicrosoft Learn等を利用して、クラウドやセキュリティなどの最新技術を学ぶのにあたり、カリキュラム作成と実行環境構築を支援。データサイエンス教育やAI教育に必要な学習環境と学習コンテンツの提供や、学習成果に基づいたAI構築、AIを用いたシステム開発などの実務的スキル獲得の支援を行う。
「DX推進による大学改革」では、同大学の教職員や学生がMicrosoft Power Platformを利用して「業務の分析」、「環境への対応」、「業務の自動化」、「データの蓄積」の4項目を達成できるアプリケーションを内製開発できるように、カリキュラムや学習コンテンツを提供。開発したアプリケーションやシステムを、全国の大学や教育機関が共有・活用するための仕組みづくりや、同大学の取り組みをウェビナー等で発信する。
「DX推進による地域活性化」では、同大学が2022年後半の開設を予定している「Kadai DX塾」において、DXに関する社会人の学び直し(リカレント教育)や、DXで新たに生まれる業種・職種に対応したリスキリングプログラムの開発を支援し、同大学が「地域の知の拠点」の役割を担う際に必要となる、教職員・学生・自治体・地域企業などが現地もしくはバーチャルで集まる拠点やコミュニティの形成を支援するという。
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