2022年7月29日
ユニファ、保育総合ICTサービス「ルクミー」が岩手県北上市へ導入決定
テクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファは27日、同社が提供する保育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」が、岩手県北上市が運営する保育所6施設、療育センター1施設の計7施設に導入され、順次運用を開始すると発表した。
同市は、市のプロジェクトとして行政サービスの変革を目指し、全庁をあげて市民視点と現場視点によるICT利活用に取り組んでいる。特に保育現場では記録業務の負担が大きいうえに、新型コロナウイルス感染症の影響も受け、さらに現場の業務負担が増えている。
同市では同サービスを導入し、保育の現場でICTを活用しながら、保育者の労働環境を改善し保育の質の向上を目指すだけでなく、保護者の利便性の向上を図る。
同市が記録・確認業務の負担軽減を目指し導入したのは「ルクミークラスボード」「ルクミー連絡帳」「ルクミーおたより」「ルクミー園児メモリー」。クラス運営に必要なさまざまな情報や園児の基本情報や成長記録、発達記録などを一元管理する。また写真販売サービス「ルクミーフォト」や「ルクミードキュメンテーション」を利用し、写真を使って保育を振り返りの手間を軽減する。園・施設の運営支援として「ルクミー登降園」を活用。園児の登降園時間を記録・管理する。
同シリーズは、データ連携を強化し、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真が自動で集約され、帳票や連絡帳へ自動転記される。これにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現。保育者の心と時間のゆとりの創出を目指す。また、創出できた時間によって保育者にとって重要な子どもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士で子どもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やすことで、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献する。
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