2023年5月22日
リモート世代の23年新卒、就職先でのコミュニケーションは48.1%が「対面」を希望=グローバルプロデュース調べ=
グローバルプロデュースは、学生時代をリモートで過ごした2023卒の就活生108人を対象に実施した、「対面への価値に対する意識調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「学生生活を振り返り、自身の充実度を教えて」と質問したところ、「非常に充実していた」が24.9%、「やや充実していた」が51.9%で、「あまり充実していなかった」が16.7%、「全く充実していなかった」が6.5%だった。

充実していたと感じる理由を聞いたところ、「おうち時間で、趣味に時間を充てることができたから」49.4%、「コミュニティーが広がったから」38.6%、「時間的な余裕ができたから」37.3%などが挙げられた。
このほか、「挑戦し、夢を叶えたから」や「専門性の高い学問について学ぶことができた」など48の自由回答も寄せられた。

一方、「学生生活が充実していなかった」と感じる理由を聞いたところ、「友人との交流機会が減少したから」68.0%、「大学生だからこその活動ができなかったから」60.0%、「コロナの影響で自分のやりたいことができなかったから」48.0%などが挙げられた。
そのほか、「海外に行きたかったのに行けなかった」や「部活動や友人と遊ぶことに制限がかかったから」など11の自由回答も寄せられた。

また、「就職先で、同僚や上司とのコミュニケーションをする上で、対面とオンラインのどちらを希望するか」と質問したところ、「対面」が48.1%、「どちらでもよい」が35.2%、「オンライン」が14.8%という結果になった。

「就職先で、対面の交流機会や社内イベントを積極的に行ってほしいと思うか」との質問には、「非常にそう思う」が30.6%、「ややそう思う」が47.2%で、「あまりそう思わない」は15.7%、「全くそう思わない」は1.9%だった。

対面の交流機会や社内イベントを積極的に行ってほしいと思う理由を聞いたところ、「職場の雰囲気を感じやすいから」が59.5%、「リアルならではの楽しさを経験したいから」が48.8%、「深い先輩後輩関係を築きたいから」が41.7%だった。
このほか、「オンラインだと距離感が分からない」や「表情を見ながら会話ができるから」など36の自由回答も寄せられた。
この調査は、2023卒の就活生を対象に、2月7・8日に、インターネットで実施した。有効回答数は108人。
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