2023年6月13日
86.9%が「ChatGPTによる保育の質や保護者・家庭への支援向上」に期待 =明日香調べ=
明日香は9日、保育園に0歳から小学校入学前までの子どもを預け、ChatGPTを利用した経験がある保護者107名を対象に実施したChatGPTと保育の質に関する意識調査の結果を発表した。

それによると、「Q1.あなたは、保育にChatGPTが活用されることによって、保育の質や保護者・家庭への支援が向上すると思いますか。」の問いには、「非常にそう思う」が43.0%、「ややそう思う」が43.9%の回答となった。
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に「Q2.ChatGPT活用のどのような部分に期待しているのか教えてください。」と質問したところ、「ChatGPTで保育計画が作成されることで、保育士ごとの知識の偏りや経験不足を補うことが出来る」が58.1%、「ChatGPT活用により情報に基づいた保育計画が作成され、より信頼性のある保育が提供される」が51.6%、「事務作業が効率化されることで保育士の人手不足が解決される」が50.5%の回答となった。

「Q3.ChatGPTを活用して、 自動化して欲しい/してほしくないと感じる保育施設の取り組みをそれぞれ教えてください。」と質問したところ、保育計画の立案は「自動化して欲しい」が54.2%、保育士の業務書類作成は「自動化して欲しい」が71.0%、連絡帳記入は「自動化して欲しい」が57.0%、子育てに関する相談対応は「自動化して欲しい」が43.9%、子どもの発達記録とその分析は「自動化して欲しい」が57.9%、栄養価管理と献立作成は「自動化して欲しい」が70.1%、延長保育料等の支払いは「自動化して欲しい」が77.6%の回答となった。
「Q4.Q3の選択肢以外に、ChatGPTを活用して、 自動化して欲しいと感じる業務があれば自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「一般的な事務や経理作業」など46の回答を得ることができた。
「Q5.Q3の選択肢以外に、ChatGPTを活用して、 自動化して欲しくないと感じる業務があれば自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「日頃の保育活動」や「子どもの分析や対応などは経験やリアルタイムで判断して欲しい」など48の回答を得ることができた。

「Q6.保育にChatGPTを活用することに課題となり得るものはどういうものだと思いますか。」と質問したところ、「子ども一人ひとりへの配慮が欠けてしまう可能性がある」が57.0%、「保育計画が単調になってしまわないかどうか」が49.5%、「ChatGPTを上手に活用できる保育士がいない可能性がある」が33.6%の回答となった。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














