2024年1月15日
木更津高専、トップレベルのサイバーセキュリティ人材の輩出を目指して講習会を実施
木更津工業高等専門学校は、トップレベルのサイバーセキュリティ人材の輩出を目指して、「第2回K-SECトップオブトップス講習会2023」を、2023年12月16日・17日に開催した。
講習会1日目は、木更津金田地域交流センターを会場に、三菱重工業から講師を迎え、オープンソースインテリジェンス(OSINT)手法を活用し、各種Webサービスを用いてインターネットに公開された機器やサービスの脆弱性を調査し、関連する時事ネタを掘り下げる演習を行った。
2日目は、情報セキュリティ大学院大学を会場に、デロイト トーマツサイバーから講師を迎え、前半ではサイバー攻撃から組織を守るブルーチームの役割とインシデントレスポンスについて学習し、後半では攻撃を受けた架空の企業に対し、ブルーチームとしてSIEM を用いたログ分析や分析結果の報告、再発防止策の検討・助言を体験した。
講習会終了後、希望者はデロイト トーマツ サイバー グループのCIC(サイバーインテリジェンスセンター)を見学し、サイバーセキュリティ・ビジネスの現場を見て、説明を受けた。
サイバーセキュリティ人材育成事業(K-SEC)では、体系的にセキュリティ知識を身につけた高専生(プラス・セキュリティ人材)とともに、とびぬけたサイバーセキュリティ人材(トップ人材)を育成し、輩出することを目指している。
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