2025年12月5日
保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=
NEXERは3日、Hokallyと共同で、事前調査で「学童保育を利用しているもしくは過去に利用していた」と回答した全国の男女100名を対象に実施した「学童保育に求めたいこと」の調査結果を発表した。
それによると、「学童保育利用時の保護者の勤務形態を教えてください」の問いには、学童を利用する家庭の約7割が「共働きフルタイム」で、日中の長時間不在が前提となっている。パート勤務や片親家庭も一定数おり、多様な状況の保護者が子どもの放課後を安心して任せられる場を必要としていることがうかがえる。
「学童保育全体の満足度を教えてください」の問いには、「満足」の回答が86%。一方で「不満」は14%と決して少なくない数値となった。
「とても満足」回答理由には「家では退屈だけど、学童だったら夏休みも退屈せずに楽しそうだったから。(30代・女性)」「親切で丁寧だから。(40代・男性)」などが、「とても不満」回答理由には「狭い、やれることが少なすぎる、先生によって違いがありすぎる。(30代・女性)」などの声が寄せられた。
「学童での安全管理(出欠確認・送迎・体調管理)に不安はありますか?」の問いには、22%と2割以上の人が、学童での安全管理に不安が「ある」と回答している。
学童での安全管理に不安を感じる理由には、施設の体制や対応への信頼しきれない部分が多く挙げられた。体調不良やけがの際に連絡がなかったという声や、指導員の経験・意識にばらつきがある点を懸念する意見も見られる。
また、感染症や不審者・動物被害など、外的リスクへの備えを不安視する保護者も多く、子どもを安心して預けるためには、日々の見守り体制や緊急時対応の明確化が重要だと感じている様子がうかがえる。
「学童に通うことで、子どもにどんな変化があったか教えてください」の問いには、学童に通うことで、子どもたちには「自立心」や「コミュニケーション力」の成長が見られるという声が多く寄せられた。自分でできることが増えたり、積極的に会話するようになったりと、日々の生活に良い変化を感じる保護者が多い様子。
また、学童ならではの「他学年との交流」によって友達の幅が広がり、家とは違った環境での遊びや運動が健康面にも良い影響を与えているとの意見も目立つ。家庭だけでは得られない経験が、子どもの成長を大きく後押ししていることがうかがえる。
「今後、学童に期待することとして当てはまるものをすべて選んでください」の問いには、最多が「宿題・学習支援の充実」、次いで「安全対策の強化」の結果になった。
共働き家庭が多い中、学童で学習をサポートしてもらえることは大きな安心材料となっているよう。また、子どもが安心して過ごせる環境づくりも欠かせないポイントとして重視されている。
さらに「延長時間の拡充」や「ICTでの連絡簡素化」など、忙しい家庭を支える仕組みへのニーズも高まっている。学童には「安心・便利・成長」を同時に叶える場であってほしいという保護者の思いがうかがえる。
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