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2024年7月24日
プログラミングツール「Mind Render」、聖光学院中学3年生の特別授業教材に採用
モバイルインターネットテクノロジーは22日、プログラミングツール「Mind Render」が、聖光学院中学3年生の特別授業の教材として採用され、5割以上の生徒が「Mind Render」を選択したことを発表した。
「Mind Render」は、Scratchと同じように命令ブロックを組み合わせてプログラムを作るもので、プログラミングが初めての人でも簡単に始めることができるプログラミングツール。
Scratchとの違いは、作成するプログラムは全て3次元(3D)であること。多様なモーションがあらかじめ設定されているキャラクター、美しい背景、すぐに使えるエフェクトやサウンド等も豊富に用意されているので、動きのある3Dゲームを手軽に作ることができる。カメラのアングルを変えて見せ方を工夫したり、物体の落下や衝突などの動きを複雑な計算をすることなく実現したりすることができる。micro:bitのような外部機器との接続も可能。
聖光学院は神奈川県の中高一貫男子校で、東京大学をはじめとする難関大学に毎年多くの合格者を輩出する私立学校。同校の特別授業における「Mind Render」の利用は2021年から始まり、今年で4年目となる。
授業は5月末~6月始めに2日間ずつ計3回行われ、中学3年生の学年全体が3つに分かれて受講する。1~2日目の午前でプログラムを作成し、2日目の午後に有志による作品のプレゼンテーションを実施。
操作マニュアルや動画、サンプルプログラムなどは提供されるものの、先生のサポートは必要最低限にも関わらず、限られた時間で今年も極めて完成度の高い作品が数多く作成されたという。
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