2024年9月9日
IBM、「2024年データ侵害のコストに関する調査レポート」日本語版を公開
日本IBMは5日、「2024年データ侵害のコストに関する調査レポート」の日本語版を発表した。
調査によると、データ侵害の世界平均コストが488万ドルに。前年比10%増加し、パンデミック以降で最大の伸び。データ侵害を受けた組織の70%が、侵害によって重大または非常に重大な中断が生じている。
データ侵害による付随的な被害が激化しているため、事業の損失、侵害後の顧客や第三者への対応によるコストが、コスト急増の原因。企業に与える破壊的な影響は、侵害の影響をも長引かせていて、完全に復旧ができた少数の組織(12%)の大半は、復旧に100日以上かかっている。
調査対象の半数以上の組織で、昨年、深刻もしくは高レベルで人材不足が発生し、侵害コストが大幅に増加。セキュリティーのためのAIと自動化を導入している組織は67%で、前年から10%近く急増し、20%が何らかの形でAIセキュリティー・ツールを使用している。また、データ侵害の40%が複数の環境にまたがって保存されたデータに関連。3分の1以上がシャドー・データ(管理されていないデータソースに保存されたデータ)に関与しているという。
レポートは、2023年3月から2024年2月までの間に世界の604社が経験した実際のデータ侵害を詳細に分析。米調査会社Ponemon Instituteが実施し、IBMが資金提供、分析、発行した同調査は、19年連続で発表され、6000を超える組織のデータ侵害を調査し、業界のベンチマークとなっている。
「2024年データ侵害のコストに関する調査レポート」日本語版ダウンロード
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