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2024年10月16日

8割の保育職が円安や物価高騰によって業務に影響が「あった」と回答 =マイナビ調べ=

マイナビは11日、保育職と会社員を対象に実施した、「保育職に関する調査」の結果を発表した。

保育職に昨今の円安や物価高騰による業務への影響をきくと、8割の保育士が「影響があった」。影響があったと感じる部分は「適切な人員配置がされず業務過多」(40.7%)が最多、次いで「園内の節電」(36.3%)。

保育職として働く人に、自分の働きに見合うと思う年収額をきくと、平均524万円。実際の年収平均374万円と、150万円の差がある。一般会社員では自分の働きに見合うと思う年収額は平均573万円、実際の年収額は平均484万円で、その差は-89万円。

今の生活に金銭的な不安を感じるかをきくと、82.3%の保育職が金銭的な不安を「感じる」(「感じる(37.3%)」+「少し感じる(45.0%)」)と回答。普段の生活で84.0%の保育職が「節約している」と回答した。

保育職に、現在の仕事に充実感ややりがいを感じているかをきくと、77.0%が「感じている」。一般会社員(47.0%)より30pt以上高い。

保育職に現在の仕事を今後も続けたいかきくと、75.7%が「同じ職種で働きたい」(「現在の勤め先で同じ職種の仕事を続けたい(52.9%)」+「別の勤め先で同じ職種で転職したい(22.8%)」)と回答。今後も保育職を続けたい意向を示す人が多い。

「マイナビ 保育職に関する調査」概要

調査期間:8月6日(火)〜8月19日(月)
調査方法:クロス・マーケティングモニターへのインターネット定量調査
調査対象:20~59歳男女/正社員勤務
職種:保育(保育士・幼稚園教諭)、一般会社員(介護・看護・保育を除く)
有効回答数:保育:300、一般会社員:600

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