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2024年10月24日

「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(10月中旬)」の結果発表

マイナビは22日、2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(10月中旬)」の結果を発表した。



それによると、25年卒学生の10月中旬時点での内定率は90.5%(前年比4.5pt増)だった。今後も就職活動を継続する学生の活動の方向性は、未内定者と内定を保有しつつ活動を継続する学生のどちらも今まで通り進める割合が高いが、未内定者のほうが「企業規模」や「勤務地」といった条件の幅を広げるという回答が多くみられた。



内定を保有している学生に内定式について聞いたところ、66.5%の学生が「10月1日に内定式があり参加した」と回答。内定式の形式については「対面形式」が85.1%で、ほとんどの学生が対面で参加したことがわかった。一方で「オンライン形式」での開催は昨年が12.5%だったのに対し、今年は8.7%と1割を切る結果となった。コロナ禍以降、オンライン形式での開催は年々減少し、対面形式での開催が主流になっていることがわかる。



内定式に対面で参加した学生に感想を聞いたところ、「同期と実際に会えてよかった(78.5%)」が最多で、次いで「来年からその会社で働く実感がわいた(59.0%)」となった。内定式に参加することで解消された不安は「他の内定者と仲良くなれるか(60.1%)」が最多で、対面での内定式は学生の不安解消のフォローとなっていることがうかがえる。



学生に、社会人になって最低限の金額以上に稼ぐ目的を聞いたところ、最も多かったのは「自分の生活を豊かにするため(82.6%)」、次いで「やりたいこと(趣味など)をするためにはお金が必要だから(51.2%)」となった。一方で「将来の資産を増やすため(39.9%)」「老後のために貯金をしたいから(34.4%)」といった、将来に備えるための回答も多くみられた。9月の調査で学生の将来の不安をきいたところ、「老後の貯蓄(生活費)が足りない(39.4%)」が最多だったため、将来の不安感からこうした回答が多くみられたと考えられる。

調査結果詳細

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