2024年11月7日
カシオ計算機、授業特化型アプリ「ClassPad.net」が高知県の全県立高校に導入
カシオ計算機は6日、同社の授業特化型アプリ「ClassPad.net」が今月末までに高知県のすべての県立高等学校33校(分校を含む)に導入・活用されると発表した。
ClassPad.netは、デジタルノートや授業支援の機能、数学ツール・オンライン辞書などの学習コンテンツを統合しており、教師と生徒によるインタラクティブな授業や生徒同士の議論に使えるなど、思考力の育成や効率的な学びに役立つ授業特化型アプリ。現在、全国の高校を中心に402校で導入され、国語の授業で便利な縦書きや、グループワークの画面上で動画・画像データを共有できる機能などが好評を得ているという。
さらに、探究的な学びや協働的な学びで活用できるデジタルノートなどの各種機能のアップデートを7月31日に実施。グループワークで、教師だけでなく生徒も他グループのノートブックを閲覧したり、簡単な操作で教師が生徒全員にノートブックを一斉配布したりできるようになった。
このたびの本格導入においては、高知県教育委員会と協力し、地域ごとに説明会や実技講習を開催したことで、スムーズな導入につながった。今後は、ClassPad.netの公式YouTubeチャンネルや教員向けのコミュニティサイトなどを活用して、対面とオンラインの両方で本格的な導入と活用に向けて各学校をサポートしていく。
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