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2025年3月10日
富士フイルムシステムサービス、助産師・医療事務養成校向け実習支援システム
富士フイルムシステムサービスは6日、助産師と医療事務の養成校向けに、「臨地実習(助産師)支援システム」と「医療事務実習支援システム」を4月1日から提供すると発表した。
同実習支援システムは、学生による実習日誌の記録から、教員・実習先指導者による実習状況確認、コメント記入、および評価まで、一連のプロセスをウェブ上で完結させる。同システムの活用により、教員はシステム上でリアルタイムに学生の実習状況を把握し、的確なフォローアップを行うことができ、より効果的な指導が可能になるという。
教員・実習先指導者は、場所や時間に関係なく実習日誌に書き込むことがきるため、学生指導の負担が軽減。さらに、複数の実習先指導者がいる場合は、指導者がシステム上で他の実習状況を把握することで、指導者間で協調して学生一人ひとりに合わせた指導をタイムリーに行うことができるという。
同システムは、同社が蓄積した知見を生かして開発されたもので、学生は毎日約1時間かかっていた実習日誌の記録を約30分に短縮し、約5割の所要時間の削減が見込める。また、実習先指導者は、従来約30分かかっていた実習期間中の実習日誌への記録作業を約10分へ短縮し、約7割の所要時間削減を実現するという。
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