2025年4月2日
近畿大学中央図書館、デジタルアーカイブをリニューアル公開
近畿大学中央図書館は1日、「近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ」をリニューアル公開した。
「近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ」は、同学が所蔵する「貴重書」「準貴重書」「特別コレクション」の一部をデジタル化し、目録情報とともに一般に公開するもので、フリーワード検索機能と、高精細画像ビューアによって快適な閲覧環境を提供するという。
リニューアルに伴い、従来登録していた1548点に加え、ナポレオン『エジプト誌』、ゲスナー『動物誌』、『平家物語図会』など139点を新たに公開。また、「西洋の初期印刷本~インキュナブラ~」「日本の初期印刷本~五山版・古活字版~」「おおさかむかし案内」など7つのテーマに沿って資料を紹介するコンテンツも追加した。
デジタルアーカイブシステムは、TRC-ADEACが制作・運用するプラットフォームシステム「ADEAC」で構築し、全国の大学や公共図書館等が所蔵する史資料を、横断的に検索・利用できる。
また、デジタルアーカイブの画像共有のための国際規格IIIFに対応し、「Universal Viewer」「Mirador」などのビューアで、同学所蔵の資料と他機関の資料を同時に比較・閲覧することができる。
さらに、国会国立図書館の「NDLサーチ(国立国会図書館サーチ)」や「JAPAN SEARCH」といった外部データベースからも同アーカイブを検索できるようになる。
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