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2021年3月25日

近畿大学中央図書館、「バーチャル貴重書展」Webで360度パノラマ展示室を公開

近畿大学中央図書館は23日、6月30日までの期間、大学が所蔵する貴重な資料をインターネット上で公開する「バーチャル貴重書展~いにしえの書物」を開催すると発表した。

同図書館では、同大学の学生および教員に対する教育・研究支援ならびに一般への生涯学習支援の一環として、所蔵の貴重書を公開する「貴重書展」を毎年開催している。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新たな試みとしてWeb上で広く貴重書を閲覧できるように、「バーチャル貴重書展」として開催する。

日本の印刷史上最も美術的な絵入木活字本である慶長13年初版の嵯峨本『伊勢物語』(1608年)や、15世紀後半に作られた最初期の印刷物「インキュナブラ」のなかでも、多数の細密な挿絵で有名な『ニュルンベルク年代記』(1493年)など、本学所蔵の貴重な資料10点を、Web上に新和印刷が制作・構築したバーチャルの360度パノラマ展示室で閲覧できる。また、オープニング動画では、同大学の学生が「貴重書展」について解説しながら、キャンパス内を西門から中央図書館まで案内する。

開催概要

公開期間:3月19日~6月30日
対  象:一般(閲覧無料)
展示資料:『聖務日課書』(写本)1470-1480年頃
『時祷書』(写本)1490年頃
シェーデル『ニュルンベルク年代記』(インキュナブラ)1493年
ヒュギヌス『天文詩集』(インキュナブラ)1485年
『フラムスティード天球図譜』第2版 1776年
『東方案内記』英語版 1598年
ヨンストン『動物図譜』 1660年
『伊勢物語』(嵯峨本)慶長13(1608)年
『ふんしやう』(奈良絵本)江戸前期頃
『寛永行幸絵巻』(巻子本)江戸時代

「バーチャル貴重書展~いにしえの書物」

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