2021年3月25日
京都光華女子大、遠隔会議システムWHITEROOMで看護技術演習の実証実験を開始
京都光華女子大学と南国アールスタジオは24日、南国アールスタジオが展開するMixed Reality遠隔会議システム「WHITEROOM」を活用し、自宅と大学の両方から参加できる看護技術修得を目指したオンライン演習の実証実験を開始したことを明らかにした。
今回の実験では、学内の実習室をメイン会場として、Microsoft HoloLens2をはじめスマートフォンやタブレットなどさまざまなデバイスを使い、実習室や自宅からWHITEROOM上の空間に参加して、静脈血採血に関する実技演習を行った。
演習では採血で使う物品を3Dで提示して学生が動かすことで、自宅にいながら実技をイメージして主体的に学習することができた。また、3Dの腕の解剖模型を使って注射器との位置関係を学ぶことで、リアルの世界では見えない血管や神経の走行を直感的に理解し、より実際の場面に沿った議論を進めることができた。議論した内容はWHITEROOMが自動でテキスト化して保存し、振り返りの際に全員で共有することができる。
加えて、WHITEROOMで実現できるコラボラティブコンピューティングにより、遠隔参加者の視線や動きなどを対面に近い状態で感じることで、通常のテレビ会議システムに比べて生徒同士の積極的な議論が活性化されることも確認された。
今後は3Dで患者や病室を再現し、それを学生が自由に観察しながらディスカッションすることで、技術教育だけでなくさまざまな事例演習に活用していく。
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