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2026年3月16日

「小1の壁」、保護者の31.4%が「想像より大変だった」と回答=feileB調べ=

feileB(フェルビー)は13日、同社のオーガニックサプリメントブランド「レピールオーガニックス」が、小学1年生以上の子どもを持つ保護者835人を対象に実施した、「小1の壁」に関する意識調査の結果をまとめ発表した。


それによると、小学校入学前に、「小1の壁」という言葉や考え方を知っていたかを尋ねたところ、「知っていた」が55.1%、「聞いたことがあった」が24.1%という結果になり、約8割の保護者が「小1の壁」を認知していたことが分かった。


一方、小学校入学前に、「不安に感じていたこと」を聞いたところ、「学校生活に馴染めるか」73.4%が突出して多かった。次いで「生活リズムの変化」45.1%、「勉強についていけるか」40.7%、「学童・放課後の過ごし方」39.5%が続いた。これらは、「働き方との両立」34.6%や「親の負担増」38.6%を上回っており、親自身よりも、子どもの環境適応への不安が大きいのが分かった。


では、実際に小学校へ入学してみて、「(小1の壁が)入学前のイメージと比べてどうだったか」と質問したところ、「想像どおりだった」47.7%が最も多かったが、一方で、「想像より大変だった」と回答した保護者も約3割(31.4%)いた。事前に情報を知っていても、実際の生活とのギャップを感じる家庭が一定数あることが伺える。


また、入学後に子どもに現れた「気になる変化・良くない変化」について聞いたところ、最も多かったのは「園時代よりも時間に追われるようになった」36.9%で、次いで、「不安や緊張を感じやすくなった」30.4%、「言葉遣いや態度が荒くなった」28.3%が続き、子どものメンタル面にネガティブな変化が出たと感じる保護者が多かった。環境の急激な変化で、子ども自身も余裕を失いやすく、負荷がかかっているのが伺える。


一方、小学校入学後の「成長・良い変化」については、71.4%が「自分でできることが増えた」と回答。次いで「体力がついた」42.6%、「自立心や責任感が芽生えた」35.3%と続き、多くの保護者が子どもの成長を実感しているのが分かった。



小学校入学後の「生活リズムの変化」については、8割以上(80.7%)の家庭が「何らかの変化」を実感しており、具体的には「帰宅後の過ごし方」60.2%が最も多く、家での時間が自由時間から「宿題・準備の時間」へと変化している様子が伺える。「起床時間の変化」も50.4%と半数を超えており、生活全体が前倒しになるなど、時間管理の負荷が高まっているのが見て取れる。


また、小学校入学後に「新たに感じた不安・負担」について聞いたところ、最も多かったのは「宿題・学習のサポート」56.9%で、「仕事の調整」24.9%を大きく上回った。さらに「最も困難なこと」としても同項目(19.8%)が1位に挙げられた。

次いで「持ち物・連絡事項の管理」43.5%、「登下校の安全管理」38.4%が続き、園時代にはなかった「子どもが自分で自分のことをする」ことへのサポートという、保護者の日々のタスクが純増していることを示している。


「小1の壁」は仕事との両立の問題として大きな枠で語られることが多いものの、今回の調査では、家庭内での学習・学校生活のサポートや管理が保護者の時間を圧迫し、最も大きな負担となっている実態が明らかになった。



一方、小学校入学前と比べ、保護者自身の自由時間はどうなったかを尋ねたところ、約5割(48.7%)が「自由時間の減少を実感した」と回答。その理由としては、「習い事・放課後対応」30.4%と「宿題・持ち物管理などの学習サポート」30.3%が多かったが、「働き方の変化」は5.7%にとどまっている。入学を機に、子育てが“預ける”から“伴走する”スタイルへ移行し、幼児期よりもむしろ子育てにかかる時間が増えている実態が伺える。



調査対象の保護者の約85%は「就労中」だったが、子どもの小学校入学を機に「働き方を変えた」人が23.7%にのぼった。多くが就労を継続しながらも、約4人に1人が働き方の見直しを経験しており、小学校入学がキャリアに影響を及ぼしている実態が伺える。


働き方を変えた理由としては、「送迎や習い事のサポート」24.4%が最も多く、次いで、「子どもの体調・情緒面への配慮」21.8%だった。子どもへの物理的・精神的なサポート時間の確保を考えた時に、これまでの働き方や職場環境では難しいと感じた保護者が多いという実態が浮かび上がった。


「“小1の壁”を感じたか」と保護者に尋ねたところ、約6割(57.8%)が「感じた」と回答。一方で、「あまり・全く感じなかった」は約4割(42.2%)だった。感じ方には個人差があるものの、多くの家庭にとって入学期が大きな転換点になっている。


「小1の壁」を乗り越えるための対策として最も多かったのは「学童・放課後サービスの活用」34.5%で、以下、「子どもとの関わり方の見直し」22.0%、「働き方の調整」19.4%が続いた。転職・退職など、大きな生活スタイルの変化を伴う必要を避けるために、外部サービスを利用することの重要性が伺える。


「小1の壁」を感じた原因については、第1位が「宿題や持ち物管理」42.3%、第2位が「生活リズムの変化」35.0%、第3位が「疲れや情緒面の変化」32.1%だった。一方で、「職場の制度や理解不足」は6.1%にとどまっており、保護者自身が仕事の調整をした上で、家庭内での学習管理や子どもの心身の変化への対応が、「小1の壁」と言われる負担の大きな要因となっている実態が明らかになった。

最後に、「小1の壁」を経験した保護者に、これから入学を迎える家庭へのアドバイスを尋ねたところ、学習面のアドバイス以上に、「親の心の持ちよう」や「家庭を安心できる居場所にすること」の大切さを訴える声が多く寄せられた。

特に、「完璧を求めない」「子どもを信じて見守る」「家を心の安全基地にする」というキーワードが目立ち、生活リズムが激変する1年目だからこそ、親がどっしりと構え、子どもの情緒を支えることが、結果として安定した学校生活に繋がったという実感が語られている。

この調査は、小学校入学を経験した子どもを持つ保護者を対象に、2月17〜23日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は835人。

関連URL

「レピールオーガニックス」

feileB

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