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2026年9月17日

娘にプログラミングを習わせたい保護者は69%、IT・理系に興味がある子どもは27%=Griteen調べ=

女の子のためのオンラインプログラミングスクール「griteen(グリティーン)」を運営するGriteenは16日、女の子の保護者100名を対象に「将来の職業・IT・理系分野への興味に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。

国際ガールズ・デー(10月11日)に向け、理工系のジェンダーギャップについて、家庭での意識と、保護者から見た子どもの興味に着目して調査結果を発表した。

調査では、76%の保護者が理工系のジェンダーギャップを問題だと感じる一方、31%が自身の中に「理系やITは男の子の方が向いている」などの思い込みがあると回答した。また、子どもがIT・理系分野に興味を示していると回答した保護者は27%。興味を示していないと回答した保護者に理由を尋ねると、最多は「どんな仕事かイメージが湧かないから」(53.2%)だった。

一方、griteenのホームページを見たうえで、69%が「こういった習い事を子どもに習わせてみたい」と回答している。これらの結果を受け、griteenは、家庭にある性別への思い込みに目を向けるとともに、女子がIT・理系の仕事や学びを具体的に知り、自分の進路を選べる機会を広げていきたいと考えているという。

本調査結果の発表にあわせ、griteenは「国際ガールズ・デー」の特別企画として、テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に取り組む特定非営利活動法人Waffleとの対談ウェビナー「『理系女子16%』の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ」を開催する。


はじめに、日本の理工系分野における女性の割合が他国と比べて低いことについて、問題だと感じるかを尋ねたところ、「とても感じる」が20%、「やや感じる」が56%となり、合わせて76%が問題意識を示した。


一方、保護者自身の中に「理系やITは男の子の方が向いている」「女の子には文系の方が安心だ」という思いやイメージがあるかを尋ねると、「強くそう思う」が4%、「少しそう思う」が27%で、合わせて31%がそうした意識があると回答した。

理工系のジェンダーギャップへの問題意識と、性別による向き・不向きのイメージが、今回の調査ではそれぞれ確認された。griteenは、社会全体の課題を考えると同時に、身近な進路の話や日々の声かけにおいて、性別を理由に選択肢を狭めていないか振り返ることも大切だと考えている。

また、調査で提示した「日本の研究者に占める女性の割合は19.0%」という数字について、「よく知っていた」は9%、「なんとなく聞いたことはあった」は58%、「全く知らなかった」は33%だった。


子どもが将来IT関連の仕事や理数系の進路に興味を持っているかを尋ねたところ、「とても興味がある」が7%、「少し興味がある」が20%で、合わせて27%だった。「あまり興味がない」は39%、「興味が全くない」は8%で、合わせて47%。「わからない」と回答した保護者も26%いた。


興味を示していないと回答した保護者に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「どんな仕事かイメージが湧かないから」(53.2%)だった。

自由記述でも、仕事を具体的に知る機会や、身近な働き手との接点について、次のような声が寄せられた。
• 「まわりにそうした職に就いている社会人がいないことにより、まったくイメージができないですし、どんな仕事なのかも想像しづらいみたい」
• 「学校でタブレットを使う授業が増えたものの、娘は『ITの仕事って具体的に何をするのか想像しづらい』と話していた。身近にその分野で働く女性がいないため、進路としてイメージしにくい様子だった」

保護者自身の得意分野や経験が、家庭での会話に関わっているという声もあった。
• 「自分も文系出身で理系からは逃げてきたためアドバイスできない」
• 「本人の日常会話から、理系の話題より文系の話題が出てくることが多く、親である自分自身も文系のため文系の話題に反応しがちであることが理由です」

なお、興味を示していない理由として「男の子がやるものというイメージがあるから」を選んだ保護者は0%だった。ただし、これは保護者が選んだ理由についての結果であり、性別への思い込みが子どもの興味や進路選択に影響していないと結論づけることはできない。

今回の回答からは、仕事の中身を知る機会の少なさや、家庭で伝えられる情報の限られ方にも目を向ける必要性がうかがえる。


griteenのホームページを見たうえで、「こういった習い事を子どもに習わせてみたいと思うか」を尋ねたところ、69%の保護者が「習わせてみたい」と回答した。

その理由として、次のような声が寄せられている。
• 「将来どのような進路を選ぶにしても、ITの基礎知識や論理的に物事を考える力は必ず大きな武器になると考えています」
• 「早いうちから触れさせておくことで選択肢が広がると思いました。オンラインなら続けやすく、理系への苦手意識を持つ前に楽しく学べる環境を作りたい」

保護者の受講意向と、保護者から見た子どもの進路への興味は、異なる設問で尋ねたもの。そのうえで今回の調査では、子どもの興味が広く確認されていない一方、プログラミングを学ぶ機会に関心を寄せる保護者が多いことがわかった。

griteenは、この保護者の関心を、子ども自身が「やってみる」「知る」機会につなげたいと考えている。具体的な仕事や学びに触れ、自分が何に面白さを感じるのかを確かめられることが、進路の選択肢を広げる一歩になると考えている。

■調査概要
調査名:女の子のお子様のいる保護者様対象「将来の職業・IT・理系分野への興味に関する意識調査」
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年8月24日〜8月31日
調査対象:女の子のお子様を持つ保護者
有効回答数:100名

国際ガールズ・デー特別ウェビナー
日本では、大学の「工学・製造・建築」分野の学生に占める女性の割合は、わずか16%にとどまっている。2026年6月に文部科学省が策定した基本政策でも、女性研究者割合の低さや、保護者を含む周囲の「アンコンシャス・バイアス」への対応が課題として示されている。女子がIT・理系分野を将来の選択肢として考えるためには、本人の興味や能力だけでなく、幼少期からの体験機会やロールモデルとの出会い、家庭・学校・社会からの働きかけも重要。

そこで、10月11日の「国際ガールズ・デー」を機会に、長年テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に取り組んできた特定非営利活動法人Waffleと、小学生とその保護者への教育を通じて取り組んできたGriteenが、それぞれの知見や実践を持ち寄る対談ウェビナーを開催する。政策・社会という視点と、教育現場・家庭という視点の双方から、「女の子がテクノロジーを自分の選択肢にできる社会」のために何ができるのかを考え、保護者や企業が明日から実践できるアクションにつなげることを目指すという。

開催概要

タイトル:「理系女子16%」の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ
開催日時:2026年10月7日 12:00~13:00
開催形式:オンラインウェビナー(60分)
登壇: Waffle ディレクター 森田久美子氏/Griteen 代表取締役 多田遥香氏
参加費:無料

「理系女子16%」の壁をどう壊す?の参加申込み

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