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2026年10月21日

不登校の子どもの「昼夜逆転」は1割未満 夜の就寝時刻は一般の子とほぼ同じ =スダチ調べ=

全国で不登校支援事業を行うスダチは19日、無料相談時に保護者(家庭)から回答を得たヒアリングデータ4061件(2024年12月~2026年7月)をもとに、不登校の子どもの起床時刻・就寝時刻を集計した結果を公開した。

それによると、文部科学省が一般の児童生徒を対象に実施した調査と、0時以降に就寝する割合を比較したところ、高校生では一般47.0%に対し不登校54.0%(差7.0%)、中学生では一般22.0%に対し不登校29.8%(差7.8%)、小学生では一般3.7%に対し不登校5.5%(差1.8%)だった。

高校生では、一般の子どもでも半数近くが0時以降に就寝しており、不登校の子どもとの差は7.0%だった。「不登校の子どもは夜型」というイメージに対し、就寝時刻には大きな差が見られない結果となった。

一方で、起床時刻には差が見られた。学研教育総合研究所の調査によると、一般の小学生~高校生の平均起床時刻は6:34~6:43で、ほぼ7時前に起きている。これに対し、不登校の子どもで7時までに起きているのは32.5%にとどまった。

ただし、8時までに起きている子どもは60.4%と半数を超えており、11時以降に起床する子どもは11.6%だった。24時以降に就寝し、かつ11時以降に起床する典型的な「昼夜逆転」にあたるのは9.6%で、反対に8時までに起床し、かつ24時前に就寝している子どもは54.1%だった。「不登校の子は昼夜逆転している」というイメージがあるが、該当するのは9.6%だった。

 

学校段階別に見ると、小学生は78.5%が8時までに起床している一方、高校生は54.0%が24時以降に就寝していた。学年が上がるほど、起床・就寝ともに遅くなる傾向が見らる。

不登校期間別では、8時までに起床する割合が1カ月以内の72.2%から2年以上の44.2%まで28.0%低下したのに対し、24時以降に就寝する割合の上昇は11.0%(23.1%→34.1%)だった。不登校期間が長い家庭ほど起床時刻が遅い傾向が見られ、その変化は就寝より起床のほうが大きくなっていた。

 

さらに、学校段階と不登校期間を組み合わせて11時以降に起床する割合を見ると、小学生は不登校期間が2年以上でも4%にとどまる一方、高校生は1カ月以内の段階で既に18%だった。不登校期間が延びることよりも、学年が上がることのほうが大きく関連していることがうかがえる。

 

「不登校の子どもの『夜』は一般の子とほぼ同じ、違いが出るのは『朝』」の詳細ページ

調査概要
調査主体:スダチ
集計対象:同社の無料相談時に回答した、不登校の子どもをもつ家庭
件数(n):4061件(学校段階別は「その他」41件を除く4020件)
回答期間:2024年12月〜2026年7月
設問:「お子さんは朝何時に起きていますか?」「お子さんは夜何時に寝ていますか?」(各単一回答)
出典:スダチ ヒアリングデータ

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