2014年5月9日
KMSI/青山学院大1学科を対象とした電子教科書活用実験を学部全体に拡大
京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は8日、青山学院大学経済学部の現代経済デザイン学科1年生70名を対象に、2013年9月から開始した電子教科書活用実験を経済学部全体へ拡大し、4月に入学した559名を対象に実験を行うと発表した。
現代経済デザイン学科では2013年度から導入している翻訳教科書「スティグリッツ公共経済学」(上・下)に加えて「スティグリッツミクロ経済学」「マンキュー経済学 II マクロ編」が、経済学科では「マンキュー経済学 I ミクロ編」「マンキュー経済学 II マクロ編」が、学生の所持するデバイスで閲覧できるようになる。
電子化された教科書は、経済学部の基礎理論書として4年間使用するため、電子教科書の辞書的利用による振り返り学習をより深く掘り下げて行うことができるようになるという。
現代経済デザイン学科の学生を対象としたアンケート調査によると、約8割の学生は電子教科書の使い勝手や機能に満足しており、通学途中や自宅など、講義以外の時間帯にも電子教科書を利用していることがわかった。
また、教科書の持ち運び負担が物理的に軽減されることや、調べたい事項をすぐに横断検索できるなど、検索機能を利用した効率的な学習方法を実感し、電子教科書の特性を学習に役立てていることもわかった。
青山学院大学ではこうした実験結果をふまえ、より多くの学生へ電子教科書を利用した学習環境を提供するため、活用実験を経済学部1年生全員へ拡大したとしている。
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)