2013年9月19日
KMSI/青山学院大学で経済学系教科書を電子配信し活用実験を開始
京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は19日、青山学院大学、東洋経済新報社、KMSIの三者が、青山学院大学 経済学部 現代経済デザイン学科で、翻訳教科書「スティグリッツ(*1)公共経済学」の電子教科書活用実験を24日から開始すると発表した。
1年生の約半数の70名に貸与したタブレット端末(iPad mini/Nexus7)での実験となる。
電子教科書配信には、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)の「Book Looper(ブックルーパー)」を使用する。
ブックルーパーは、学術書などの配信機能の他に、メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍のDRM(Digital Rights Management)や決済機能も備えている。
「授業の実質化」が求められる中、青山学院大学は、電子教科書の特性を生かした知識定着を促すため、来春より経済学部生全員に電子教科書の導入を検討中。新たな教育環境を創造する選択肢の一つに位置付けている。
電子教科書の活用には専門書の持ち運び負担の軽減や、検索機能を利用して教科書を辞書のように活用するなどの学習の効率化が期待できる。
*1ジョセフ・ユ-ジン・スティグリッツ(Joseph Eugene Stiglitz):アメリカ人、経済学者、2001年にノーベル経済学賞を受賞、コロンビア大学教授。
関連URL
問い合わせ先
京セラ丸善システムインテグレーション 電子書籍ソリューション課 電子書籍推進グループ
電 話:03-6414-2865
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)