2014年8月26日
文科省/反転授業の実証研究など ICT教育推進施策に関する中間報告
文科省は22日、反転授業の実証研究の実施など、ICT教育を推進するために、2017年までに小中高等学校で取り組むべき施策の枠組みを示した「ICTを活用した教育の推進に関する懇談会」の中間とりまとめを発表した。
「ICTを活用した教育の推進に関する懇談会」は、ICT教育の推進に向け、有識者による意見交換などを行うために設置。座長は、東京工業大学 清水康敬名誉教授。
中間とりまとめでは、懇談会での意見などをもとに、第2期教育振興基本計画の実施期間である2017年までに取り組むべき施策の枠組みを示した。
授業の質の向上を図るために、ICT教育の効果検証手法の確立、発達段階に応じた指導モデルの開発に取り組む。また、授業でのICT活用について、外部専門家による指導や助言、評価を実施するほか、学習記録データーなどを活用した実証研究も行う。
学びの場を多様化させるために、反転授業などの授業と家庭学習を連動させた新しい取り組みについて、「先導的教育体制構築事業」として実証研究を実施。
教員の採用や、養成、研修にもICT教育を導入。教員採用に、ICT教育に関する問題を設けたり、実技試験で扱うことも検討しているという。また、次期学習指導要領にICTを活用した指導方法の明確化し、指導の改善につなげていく。
また、OSの種類に依存しない環境整備など、デジタル教科書の標準化を進める。
概要
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











