2015年4月15日
すららネット/クラウド型学習システムを活用した反転授業の実施校で成績向上
すららネットは14日、クラウド型学習システム「すらら」を活用して反転授業を実施している学校4校全てで、成績の向上が見られたと発表した。
今回、成績の向上が見られたのは、函館白百合学園中学高等学校、東京立正中学校・高等学校、広島県の広陵高校、福島県の私立高校。
函館白百合学園中学高等学校では、高校1年生看護医療系コースの英語学習で「すらら」を使った反転授業を実施。2014年5月と10月に実施したベネッセの進研模試で、ベネッセの学力指標 学力到達度ゾーンのクラス学力平均がC1(目安偏差値42.9~44.8)からB3(目安偏差値44.9~49.6)に向上した。
東京立正中学校・高等学校では、高校1年生アドバンストコースの英語で実施。2014年7月と11月に実施したベネッセの進研模試で、コース平均偏差値が48.8から49.8に向上した。
広陵高校では、高校1年生Ⅰ類(特進コース)・2クラスの数学で実施。2015年1月、ベネッセの進研模試のコース平均偏差値で、過去5年間で最高の値を獲得。2013年までの平均と比べ2.9ポイント上昇した。
福島県の私立高校では、高校2年生特進コースの数学で実施。2014年7月と11月にそれぞれ実施したベネッセの進研模試において、コース平均偏差値が48.2から49.7に向上した。
「すらら」は、ゲーム感覚で学習に取り組める学習システム。アニメキャラクターによるインタラクティブな学習で、初めて学ぶ単元でも家庭での自学自習が可能で、「反転授業」の家庭学習教材として活用することができるという。
また、教師は管理画面で生徒の学習進捗や理解の度合いを確認できる。そのため、家庭学習を終えていない生徒に事前に学習を促したり、生徒の理解度を把握した上で授業設計をしたりということが可能だという。
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