2015年12月7日
デジタル・ナレッジ/AL実施教員6割が「成果があった」
デジタル・ナレッジは、運営するeラーニング戦略研究所で、小中高校の教員100名を対象に、アクティブラーニングの実施状況に関する調査を実施し、その結果を4日に発表した。
調査は、アクティブラーニングを導入・実践している小中高校教員100名を対象に、10月7日~10月12日にかけてWebアンケート方式で実施した。
調査結果によると、小中高校で実施されているアクティブラーニングの手法は「グループワーク」79%、「問題解決学習」59%、「ディスカッション」56%の順に多く、学年・科目を超えて多方面的に活用されている状況が明らかになった。
特に小中学校では9割近くが「全学年」でアクティブラーニングを取り入れていた。
また、アクティブラーニングの実施する際の、環境整備や教員研修については、過半数の教員が「環境整備・設備導入は行っていない」と回答。
一方で、7割の教員が「研修への参加」「勉強会・模擬授業の実施」といった”指導力向上の取り組み”を行っていることが明らかとなった。
アクティブラーニングの成果については、「主体性が身に付いた」「理解度が高まった」など実に6割の教員が「成果があった」と回答。
なお、「成果があった」と回答した教員は、”環境整備・設備導入率””指導力向上の取り組み実施率”が高い傾向が見られ、これらがアクティブラーニングを効果的に実施するうえで重要な意味をもつ可能性も考えられるとしている。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)