- トップ
- 企業・教材・サービス
- フォトロンが講義収録システム「Cbox」38台を筑波大に納入
2016年5月12日
フォトロンが講義収録システム「Cbox」38台を筑波大に納入
フォトロンは11日、筑波大学に講義収録システム「Cbox」38台を納入したと発表した。筑波大学では今後、遠隔地の大学との共同専攻を目的とした授業映像収録システムとして活用していく。
筑波大学と鹿屋体育大学は、大学連携による体育・スポーツにおける共同専攻の設置を2012年度に決定。2大学で共同専攻を設ける際、時限(授業の開始/終了時間や、学期)の違いなどから、すべてをライブ授業で対応することが難しく、より多くの授業で板書などがしっかりと見える映像システムが必要だった。
「Cbox」は、講師のカメラ映像と板書の文字や、プロジェクターに表示している授業資料を自由にレイアウトしての収録を可能にした。また、視聴の際、板書の映像だけを拡大、縮小して見られる点などが高い評価を受け、筑波大学は2012年3月、4教室で「Cbox」を導入した。共同専攻の設置決定後、「Cbox」を全学規模で設置を開始。2015年までに合計38台を導入した。
各教室に設置された「Cbox」は、自動で収録開始・終了が行われ、収録後の映像はサーバに自動でアップロードされる。翌日には筑波大学の学習管理システムに、映像へのリンクURLが表示される。受講生や教員が視聴したい授業映像のURLをクリックすると、サーバ内の映像が再生されるしくみとなっている。
板書などがきちんと見える質の高い授業映像を鹿屋体育大学と共有できた点が高く評価されており、学生の試験対策としても活用されている。今までビデオカメラで授業を撮影していた教員からは、撮影のための人手が必要なくなったことや、視聴時にHD画質で任意の映像を拡大・縮小できることが評価を受けている。また、教員は、システムに登録するだけで、収録から配信まで自動で行えることから、負担軽減にもつながっているという。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














