2016年10月26日
小学5年生が「全国小中学生プログラミング大会」で総務大臣賞受賞
全国小中学生プログラミング大会実行委員会(角川アスキー総合研究所、UEI、CANVAS)
は22日、テーマを「ロボットとわたしたち」とした「第一回 全国小中学生プログラミング大会」の最終審査と表彰式を、東京・飯田橋で 開催した。
本大会は、プログラミング教育の義務化を見すえ、全国の小中学生にプログラミングを表現する場を提供することで、学ぶ動機づけとなることを目的に開催。子供向けの本格的なプログラミングコンテストとしては、日本で初めて小学校低学年までを対象とした。また、PC、スマートフォン、「Raspberry Pi」のようなマイコンボードで動作するプログラムなど、開発言語やツールは問わない点を特徴としているという。
夏休みの開発を想定した8月20日から9月15日までの募集期間中、全国各地の小中学生から129作品が寄せられ、1次と2次審査を経て「入賞作品」の10作を決定。 10月22日の最終審査を経て、グランプリの総務大臣賞に『ママロボ ハートちゃん』、準グランプリの朝日新聞社賞に『暗算自動はんばいき』が選ばれた。
グランプリの総務大臣賞を受賞したのは、小学5年生の男子とデザイン等担当の妹2名によるkohacraft.com。『ママロボ ハートちゃん』は、本体上部に荷物を乗せて相手に届けてくれるロボット。既存のマイコンキットではなく、マイコンと基板を組み合わせて自作したコントローラーを使って、C言語でプログラミング。その完成度の高さやユニークなデザインが評価された。
準グランプリの朝日新聞社賞を受賞したのは、小学3年生の小川桃佳さんと小学1年生のりりかさんによるTEAM MOMORIRI。フラッシュ暗算(次々に表示される数字を暗算する)3問に正解すると、お菓子が出てくる自動販売機。プログラミング言語「ScratchX」で作ったフラッシュ暗算のプログラムと、教育版レゴ・マインドストーム「EV3」で作った自動販売機ロボットを組み合わせた。
関連URL
最新ニュース
- GLOE、高校生対象「埼玉eスポーツキャンプ2025」を企画・運営(2025年3月7日)
- 小中学生「将来就きたい職業」は男子1位「野球選手」、女子1位「パティシエ」=アデコ調べ=(2025年3月7日)
- 通信制高校、10代は6割が「良いイメージ」も、親世代は過半数が「良くないイメージ」=プレマシード調べ=(2025年3月7日)
- 総合型選抜の面接、受験生が苦戦したテーマは「自己PRの内容の深堀り」=じゅけラボ予備校調べ=(2025年3月7日)
- 教育関係者の2人に1人が「GIGAスクール端末の適正な処分方法を把握していない」と回答 =児童生徒のデータプライバシー協会調べ=(2025年3月7日)
- 週4日以上習い事をしている小中学生は36.8%、7割が「やめたくなったことがある」と回答 =ニフティ調べ=(2025年3月7日)
- Webデザインスクールの受講生68.3%の受講生が学習中に挫折しかけた =「CloudInt」調べ=(2025年3月7日)
- 近畿大学とNTT西日本、マイナンバーカードを活用して大学DXを推進(2025年3月7日)
- 星槎大学、教職課程登録学生対象に「教員採用試験対策講座」をオンラインで実施(2025年3月7日)
- TechBowl、Webアプリ開発の楽しさを伝える学習コンテンツ「Ruby Railway入門編」の提供を開始(2025年3月7日)