2016年12月2日
放送大学が2017年度4月入学生受付開始、働く人のための科目が充実
放送大学は、2017年度4月入学生の出願受付を12月1日から開始した。小学校教員、看護師など、働く人々のキャリアアップに繋がる授業科目が増える。
文部科学省は、小学校の学習指導要領を改訂し2020年度から全面導入としているなか、3・4年生から「外国語活動」、5・6年生から「教科としての外国語」を実施するとしている。
これに伴い、早期の活動対応や教科としての外国語の指導と評価ができる小学校教員を養成するための仕組みづくりとして、同学では「小学校外国語教育教授基礎論(’17)」を2017年度から開講。インターネットを通じて受講できるオンライン科目で、教員の都合に合わせて受講できるという。
また、看護師の特定行為に係る研修制度に対応し、2016年度に大学院修士課程に3科目を開講。2017年度2学期からは、さらに5科目の特定行為研修共通科目に相当する科目を大学院に開講する。
さらに、同学では今年9月に九州産業大学と、10月には四国大学と、学芸員養成教育に関する協定を締結。通信制の放送大学で座学を学び、協定校で実習を受けることで、社会人学生の学芸員資格の取得がしやすくなると考えているという。
その他、特例制度で幼稚園教諭免許状取得を目指す保育士のための科目、特別支援学校教諭免許状取得を目指す教員のための科目、社会福祉主事の資格取得を目指す公務員のための科目など、働く人のキャリアアップに繋がる科目も従来どおり受講できるという。
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