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2016年12月28日

私立高の年間費用は72万4694円、4年で1万4799円増加

私立高校に生徒一人当たりが納付する平均額は72万4694円で、その額は4年で1万4799円増加している。文部科学省は27日、私立の幼稚園、小中高の授業料を調査し結果を発表した。

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私立学校の生徒等納付金平均額(年額)、出典:文部科学省

調査では、2016年度に、私立の幼稚園、小学校、中学校、高校(全日制)で、生徒一人当たりが入学初年度に納付した平均額を明らかにした。

それによると、授業料、入学料、施設整備費などを合算した年間納付金平均額は、2016年度は私立高校で前年度比0.3%増の72万4694円。その内訳は、授業料が39万3524円、入学料が16万2122円、施設整備費などが16万9048円となっている。

私立高校の年間納付平均額は4年間連続で上昇しており、70万9895円だった2012年度と比べると、2016年度は1万4799円高くなっている。

公立高校と比較すると、2015年度の公立高校の年間納付金平均額は12万4441円で、それと比べ、2016年度の私立高校の年間納付平均額は60万253円高くなっている。

都道府県別では、最も年間納付金平均額が高いのが福井県で99万7242円、最も低いのが愛媛県で47万642円と地域ごとに大きな金額の開きが見られた。

また、私立幼稚園の納付金平均額は前年度比で1.7%増の36万5814円、私立小学校は前年度比で0.4%増の80万8350円、私立中学校は前年度と変わらず78万3013円、高校は0.3%増の72万4694円となっている。

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