2018年6月21日
iTeachers TV Vol.145 青山学院大学の小張 敬之 先生(後編)
iTeachersとiTeachers Academyは20日、iTeachers TV Vol.145 青山学院大学の小張 敬之先生による「ICT/Mobile Technology を利用した英語・世界観教育 -Dominus illuminatio mea-(後編)」を公開した。
後編は「ICT/Mobile Technology を利用した英語教育-反転授業の効果-」と題して、ICT/Mobile Technologies を手段として利用した1年生の英語の反転授業を紹介する。1年生の授業では、世界遺産の学びの教科書を使用し、語彙学習用の「Quizlet」や「ATR CALL Brix」の英語教育用ソフトを利用した反転授業と通常授業の授業効果の比較実験を行った。
4月に「Pre-TOEIと1月に「Post-TOEIC」テストを実施し伸びを測定。非反転授業群(n=26)が523点から584点と61点の伸びに対して、反転授業群(n=26)の得点が537点から717点と約3倍の180点の伸びを示した。 反転授業群はInteractionやpresentation を中心に授業が行われた。アンケート調査によれば、ほとんどの学生が反転授業の方が英語力も向上し、授業も活性化すると回答する結果となった。
小張先生は、青山学院大学経済学部で最新のICT/Mobile Technologiesを利用しながら、世界観の授業や、1年生の英語の授業で反転授業を実践。2018年から語学ラボラトリー所長として、e-Learning の普及に努めている。教育の理念はオックスフォード大学のモットーである、“Dominus illuminatio mea”。ゼミでは、夏に国立シンガポール大学に行き、国際交流を行っている。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、同志社中学校・高等学校の反田 任 先生による、「Keynoteで簡単 動画教材作成」。
反田先生は、EdTech Promotions Manager(ICT教育推進担当)。2014年度からOne to One での iPad 導入や Wi-Fi ネットワークの構築を進めてきた。担当教科は 「英語」。ICT を活用しながら、知識、語学力、思考力、コミュニケーション能力をつける発信型の英語教育をめざしている。Apple Distinguished Educator Class of 2015、 Intel Teach マスターティーチャー。
□ ICT/Mobile Technology を利用した英語・世界観教育 -Dominus illuminatio mea-(後編)
□ ICT/Mobile Technology を利用した英語・世界観教育 -Dominus illuminatio mea-(前編)
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)