2012年12月27日
KCCS/大学・企業向け電子書籍配信サービス提供開始
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は12月25日、大学・企業向け電子書籍配信サービス「BookLooper」を、2013年3月から提供すると発表した。
「BookLooper」は、数多くの電子端末、さまざまなOSや端末、ファイルフォーマットに対応し、オープンな環境での電子書籍活用が可能な大学教育や企業の知識活用を支援する商用クラウドサービス。
KCCSは、大学での電子学術書(和書)の普及を目指し、2010年12月から慶應義塾大学メディアセンターと共同で、学生・教職員を対象とした電子学術書配信の実証実験を実施し、ノウハウを蓄積してきた。
同サービスは、タブレット(iPad/Android端末)、スマートフォン(iPhone/Android端末)、PCなどのデバイスに対応し、メモやマーカーを端末間で共有するなど、コンテンツを相互利用することができ、全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍のDRMや決済機能を備える。
ユーザーグループに応じた柔軟なアクセス管理が行えるとともに、堅牢なDRMで、電子書籍コンテンツの不正コピー防止や有効期限管理、貸出期限管理などのセキュリティ機能、教科書、図書館の貸出書籍、学術・専門書、講義資料、外部のクラウドサービスに蓄積された手書きノートなどの一元管理も可能な本棚機能などを持つ。
今後の導入予定としては、2013年4月京都造形芸術大学で通信教育部芸術教養学科の学生に向け、学術・専門書出版物のデジタル配信サービスが開始する。
大学で採用する教科書や教材の電子化、出版社との電子配信権許諾等は日本出版販売が行う。
問い合わせ先
京セラコミュニケーションシステム
KCCSカスタマーサポートセンター
電話0120-911-901
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)