2013年4月24日
KCCSほか/慶大医学部の電子教科書配信に「BookLooper」を提供
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は23日、慶應義塾大学医学部で4月から行われる電子教科書の配信実験に、両社が開発・販売を行う電子書籍配信サービス「BookLooper」を提供すると発表した。
配信実験では、医学系学術出版社3社(医学書院・南江堂・医歯薬出版)の協力を得て、4月から医学部の2年生全員と教職員の約140名にiPadを配布し、半年(一部の教材は1年)かけて授業や自宅などで利用。
その中で学習・研究に適した電子出版物の利用モデル、商品モデルの開発に必要な基礎データの収集を行う。
学生は、メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能や電子書籍のDRM、決済機能を備えたクラウド型電子書籍配信サービスである「BookLooper」を使い、iPadにダウンロードした電子教科書を学習利用できるほか、同大学メディアセンターが提供する学術書や学術雑誌などもiPadで閲覧することができる。
これまでKCCSとKMSIは、2010年から慶應義塾大学メディアセンター(図書館)と共同で学生・教職員を対象とした電子学術書利用実験を行い、4月からは京都造形芸術大学などの教育機関に電子書籍配信の商用サービスを提供するなど、教科書や学術図書の電子配信に関する学習支援機能を提供してきた。
問い合わせ先
京セラコミュニケーションシステム
KCCSカスタマーサポートセンター
電 話:0120-911-901
京セラ丸善システムインテグレーション
電子書籍ソリューション課 電子書籍推進グループ
電 話:03-6414-2865
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)