2013年11月5日
iTeachers/ICT活用でiTeachers と iStudentsがプレゼン
iTeachersは4日、ICTを使った「学びの最前線」を知
iTeachersのiPad活用事例報告の他、iTeachersとiStudents(現役の中高大学生)によるTED形式での18分間プレゼン
最初に登壇した袖ヶ浦高校情報コミュニケーション科の永野直教諭は、「デジタルネイティブたちとどう学ぶか~10年後の『普通の授業』をめざして~」と題したプレゼンテーションで、ICTの活用は「学ぶ実感」と「コミュニケーションの創出」が大切だと語った。
教師がデバイスを活用するだけでも授業は変わるとして、シルエット画像が回転する動画を見せて「右回転か左回転か」「軸足は右か左か」など、ビジュアルを活用することで生徒たちに見方の違いを認識させ、コミュニケーションを生み出すことができる。
また、生徒各自にデバイスを持たせることによって、自分で画像を動かして学びに参加したり、反転学習に使ったり、協働学習やプレゼンテーションに活用しりできるとした。
TEDセッションでは、高校生の松本響希さんが「iPadを授業で使ったらとても便利だし、電子黒板を使うと授業がとても盛り上がる」と、ICTの利便性を強調しながらも「でも一番大切なのは、格好いいこと」と高校生らしい視点を提示した。
小学生の子どもを持つ主婦代表として参加した神谷加代さんは、「夏休みの自由研究でデジタル作品を作っても、受け入れる環境がないから展示が出来ない」と、学校のICT受け入れ体制が不十分なことを訴えた。また、「ICT活用授業は受験に役立つのか」と親としての不安をiTeachersに投げかけた。
最年少参加となった中学2年の渡辺康太さんは、学校でICTを活用するためには「生徒によるサポートセンターやフォーラムを作ること」そして「教師と生徒と保護者の信頼関係が最も大事だ」と提案。あわせて「機能制限はやめて欲しい」と訴えた。
会場となった広尾学園の金子暁教務開発統括部長は、ICT教育推進にあたっては「その教育機関は何をめざしているのか」「その授業は何を目指しているのか」を明確にし、機器の使い方や学習形態、学習方法を構築する必要があると、「何を目指すのか」の大切さを語った。
最後はプレゼンター全員でバトル形式のパネルディスカッションを行い、教師など参加者約80人とともに会場全体で盛り上がった。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)
















