2013年12月11日
早稲田大学とロゴスウェア/反転授業を実現させる教材開発と実証実験開始
早稲田大学とロゴスウェアは10日、予習のための教材コンテンツを教員が簡単に作成できるツールの開発と実証実験をスタートし、第一弾としてテストや音声読み上げなどを組み入れた予習用教材コンテンツを開発したと発表した。
第一弾として開発したのは、英語教材用デジタルブック。
英語音声の読み上げ、単語の語訳表示、確認用テストの付加機能を埋め込めるようにした。これにより、「読む、聴く、調べる、試す」がすべてひとつのデジタルブック上で完結する予習用教材コンテンツとなった。
埋め込まれたテストには、学生ごとの学習内容やテスト結果を、大学が管理する学習管理システム(LMS)に送信する機能も装備。
加えて、LMS 側で予習用教材コンテンツの結果に対して合格点を設定することで、学生に合格点に達するまで学習を促すこともできる。これにより、学生が定着した知識に応じて繰り返し学習するとともに、教員は各学生の理解度合いを把握した状態で授業に臨むこととなり、より質の高い授業を提供することができるという。
送信フォーマットは、e ラーニング標準規格SCORMに準拠しており、幅広い学習管理システムへの適用が可能。
また、学習コンテンツは、PC以外にもスマートフォンやタブレットなどで利用でき、学生はそれぞれの環境に応じて予習を行うことが可能となった。
実証実験は、開発された予習用教材コンテンツを使って早稲田大学内で12月から開始している。
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