2014年3月5日
内閣府/フィルタリング等の利用率が高校生で約5割程度に減少
内閣府は、2013年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」の調査結果(速報)をWebで公開した。
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」の施行状況のフォローアップのための基礎データを得ることを目的として実施したもので、調査対象は満10歳から満17歳までの青少年とその保護者。
調査結果によると、青少年が所有する携帯電話・スマートフォンのうち、スマートフォンの占める割合は、小学生では1割台後半、中学生では約5割、高校生では8割台前半。
スマートフォンを所有する青少年が増加し、携帯電話・スマートフォンを通じたインターネット利用が常態化していることが分かった。
また、携帯電話・スマートフォンを所有する青少年のうち、小学生の4割台半ば、中学生の8割台前半、高校生の9割台後半がインターネットを利用していることが分かった。
なお、スマートフォンを所有する青少年のうち、無線LAN回線を利用する割合は、小学生の2割台半ば、中・高校生の6割弱となった。
利用状況は、中高生では、SNSサイト等やチャット等のコミュニケーション、調べもの、ゲームや音楽や動画等の閲覧が増加している。
フィルタリング等の利用率では、小学生で6割台前半、中学生で6割強、高校生で約5割とそれぞれ減少しており、また、携帯電話に比べ、スマートフォンのフィルタリング利用率は低い結果となった。
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内閣府
電 話:03-5253-2111
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