2014年4月19日
レゴ/新製品が体験できる「レゴ エデュケーション カンファレンス2014」を開催
レゴ エデュケーションは13日、レゴブロックを使った教育機関向けの新製品「Story Starter」の体験などができるイベント「レゴ エデュケーション カンファレンス2014」を開催した。
「Story Starter」は、「話す」「聞く」「書く」「読む」といった、国語や英語などの言語教育に必要な要素を持った教材。グループでディスカッションしながら物語を考え、レゴブロックで物語の場面を作成。専用ソフトをインストールしたタブレット端末などでそれを撮影し、写真を新聞や漫画のようにレイアウトしてプレゼンテーションを行う。
グローバル人材に必要な国語力を養うとともに、タブレット端末やパソコンと一緒に使うことでデジタルスキルの向上にもつながるという。
発売は23日。価格は、物語に登場するキャラクターや建物、木などのレゴブロックがセットになった「Story Starter コアセット」が1万9800円(税抜き)、撮影や写真の編集などを行うソフト「Story Visualiser」が1万5800円(税抜き)。
カンファレンスは、レゴ エデュケーションの須藤みゆき日本代表の挨拶とともに始まり、「『グローバル人材』の育成」をテーマに、基調講演やワークショップを行った。
基調講演では、文部科学省大臣官房総務課の河村裕美専門官が登壇。論理的思考力や課題解決能力といった、グローバル人材に必要といわれている能力に加えて、世界で日本人が成功するには、合意形成能力などの特長を発揮すること必要だと述べた。また、「高校と大学の7年間で、全ての生徒が必ず一度海外に行く機会を与え、新しい学校文化を作ることを検討している」と文科省の動向を紹介。
続いて、レゴ エデュケーション デンマーク本社のJesper Just Jensenマーケティングシニアディレクターが講演。工業化社会から知識基盤社会へと移行する中で、同じ時期に同じ内容を教育する従来の方法は破綻していると語った。その上で、遊び心のある学習体系で前向きな心構えや態度を引き出すなど、レゴのコミットメントを紹介し、「私たちのムーブメントに参加して欲しい、ぜひ教育を変革させましょう」と締めくくった。
「StoryStarter」を使った全員参加のワークショップでは、
二人一組でペアになり、相談しながら物語を考え、レゴブロックでその場面を再現。レゴブロックを組み立てる参加者たちの姿から、手を使って創作することの楽しさが伝わってきた。また、完成した作品を近くのペア同士でプレゼンし合う時間には、笑い声や真剣に語り合う声などが聞こえ、活発に意見の交換が行われた。
ワークショップではそのほかに、プログラムロボット教材「マインドストーム EV3」を使った問題解決型授業の模擬や、プログラミングの基礎講座のほか、「StoryStarter」の授業や、大学や企業研修での利用方法のレクチャーを行った。
カンファレンスでは、グローバル人材に必要な、クリエイティビティやイマジネーションなどを刺激するレゴの学習教材としての強みに触れることができた。須藤代表によると、「幼いころからレゴを使うことで、自分をもっと表現したい、コミュニケーションをとりたいというデジタルネイティブにもつながる素地ができる」と、世界各国の教員からICT分野での効果についての報告もあるという。グローバル化、デジタル化の時代に対応したレゴの教材が、どのように活用されていくのか今後も期待した。
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