2014年10月30日
DNP/図書館向けUHF帯ICタグシステムを発売
大日本印刷(DNP)は30日、図書館向けUHF帯ICタグ3種の本格販売を開始した。さらに、自動貸出返却機やセキュリティゲートなどのUHF帯ICタグ機器4種を2015年春に発売する。
DNPでは、図書館の蔵書管理システムとして、通信距離が長く、同時に多数の書籍を読取が行えるUHF帯ICタグの採用が増えると見込み、開発に取り組んできた。今後、UHF帯ICタグと、図書館のニーズに対応した機器を一括で提供し、図書館システムの導入をトータルで支援していく。
図書館向けUHF帯ICタグは、「細型ICタグラベル」「積層型ICタグラベル」「ディスク用ICタグラベル」の3種をラインアップ。
「細型ICタグラベル」は、ページの間に挟み込んで貼り付ける方式で、書籍の印刷面を隠さない小さいサイズ。ICタグが貼られていることが分かりにくいため、悪意ある第三者による取り外しを防ぐ。
「積層型ICタグラベル」は、通信電波の干渉による読取不良が起こりやすい薄手の書籍に貼り付けた場合でも、複数冊を積み重ねた状態での一括読取が可能。
「ディスク用ICタグラベル」は、CDやDVDに直接貼り付けることができるタイプ。棚に並んだ状態やダンボール箱に重ねて入っている状態でも、ハンディターミナルで一括読取が行える。
また、「図書館向けUHF帯ICタグ機器」として、「自動貸出返却機」「セキュリティゲート」「カウンター用リーダーライター」「ハンディターミナル」を、2015年春に発売する。
DNPは、丸善や図書館流通センターと連携し、公共図書館や大学図書館などに販売し、2016年度までの累計3年間で5億円の売上を見込んでいる。
概要
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