2014年11月4日
リクルートMP/ビッグデータ活用した合格率向上支援プロジェクト
リクルートマーケティングパートナーズ(リクルートMP)は4日、運営するオンライン予備校「受験サプリ」と、東京大学松尾研究室、経営共創基盤が共同で、ビッグデータを解析し、受験生の合格率向上を支援するプロジェクトを開始したと発表した。また、深夜の受験勉強は合格率を下げるなど、研究成果の一部を明らかにした。
プロジェクトでは、「受験サプリ」ユーザー約28万人のログデータをもとに、動画視聴時間・利用頻度・視聴動画の傾向などの可視化を実施。第一志望校合格者の「受験勉強アルゴリズム」を明らかにすることで、受験生の合格率向上や、サポート・ナビゲート機能の強化を目指す。
プロジェクトの研究成果の一部を発表。
受験生は勉強スタイル別に5タイプに分けることができ、少しずつでも「コツコツ」勉強することが合格への近道になるとしている。
合格率の高い上位安定タイプは、24時以降に勉強する割合は8%なのに対し、合格率の低い挫折タイプは、24時以降に勉強をする割合は14%という結果になった。
また、男子は「コツコツ」少しずつやる傾向があり、女子は始めはやる気満々でスタートし、後半になるにつれてだんだんペースダウンしていく傾向や「まとめて」勉強する傾向が出たという。
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