2015年2月24日
ライフイズテック/「受験サプリ」でプログラミングの無料教材を提供
ライフイズテックは23日、全国の中学校、高校の教師を対象に、「プログラミングを学べる最先端のIT教材」を簡単に授業に取り入れることができる情報科専用の授業支援プログラム「TECH for TEACHERS」の提供を3月14日から開始すると発表した。あわせて、事前登録の受け付けを特設サイトで開始した。
発表会の冒頭、挨拶したライフイズテックの水野雄介代表取締役は、「学校でも個人でも使える『TECH for TEACHERS』の提供を通じて、中学生、高校生の“創造する力”“つくる技術”の習得を目指すと共に、地域格差、経済格差による教育格差の是正を進めたい」と、このプロジェクトの目的を語った。
「TECH for TEACHERS」は、中学校、高校の教師がこのプログラムに登録するだけで、iPhoneアプリ開発コースとWEBデザインコースのすべてのカリキュラム(全60講座)を無料で利用できる。さらに、このプログラムの映像教材は、リクルートマーケティングパートナーズと協業し、同社が運営するオンライン予備校「受験サプリ」のコンテンツとして無料で提供され、情報科を受け持つ教師だけでなく広くIT教材に興味のある人々が誰でも利用できる。
「TECH for TEACHERS」は、5分程度の映像を中心に構成され、映像教材とオリジナル教科書による実習を交互に組み合わせることで、生徒個人のスピードに合わせて授業を進行することができる。
映像で指示されたことを実際に手元で体験することで、ITに初めて触れる生徒でもしっかりと理解できる仕組み。めまぐるしく進化するITの技術。教師にとっては、ITの最新トレンドを追いながら授業を行うのは容易ではない。
「TECH for TEACHERS」では、オンライン講座の形式でカリキュラム、映像教材を提供することで、初期導入も授業準備も簡単に、すべて無料で使える教材を用意し、「最先端のIT」授業をサポートする。プログラミング経験のない教師でも内容を理解して生徒を導ける補助資料や、IT教育の経験豊富なスタッフによる相談も無料で提供する予定。
東京の広尾学園中学・高等学校では、2015年度からBYODで機器を所有している生徒(約1200名)に「受験サプリ」を、高校2年生の情報化の授業には「TECH for TEACHERS」の「WEBデザインコース」の導入を計画している。
関連URL
最新ニュース
- 8割以上の学生が「将来に向け資格を取得したい」と回答 =アビタス調べ=(2025年4月4日)
- Classi、保護者連絡サービス「tetoru」の自治体連絡機能が東京・北区教委に導入(2025年4月4日)
- コドモン、東京都荒川区の保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年4月4日)
- 長野県中野市とコドモン、保育DXに関する連携協定を締結(2025年4月4日)
- 大学受験、「どうせ無理」と周囲から言われながらも合格した人の“秘策”とは =A.ver調べ=(2025年4月4日)
- AI英会話アプリ「スピーク」、⽇本⼈の英語 実は訪⽇外国⼈は理解できている説検証(2025年4月4日)
- 東北大学、社会人向け講義「実践的量子ソリューション創出論」受講生募集(2025年4月4日)
- 東京科学大学、社会人向けMOT講座「エッセンシャルMOT夏季集中コース」受講生募集(2025年4月4日)
- 関西外国語大学、外国語学部の学生が生成AIを利用した語学学習システムの研究成果を発表(2025年4月4日)
- 三谷産業、生徒の出欠管理システム「neconome」を金沢大附属高校と開発(2025年4月4日)