2015年2月25日
日本マイクロソフト/「Office 365 Education」の無料特典を簡単利用可能に
日本マイクロソフトは24日、教育機関向けの統合型情報共有クラウドサービス Microsoft Office 365 Education の国内ユーザー数が220万人を突破したと発表した。合わせて24日から、Office 365 Education の特典である「Student Advantage」を、学習者がより簡単に利用できる仕組み「セルフ サインアップ」の提供を開始した。
「セルフ サインアップ」より、現在28万人に止まっている利用者を、無料特典利用可能な権利を有する150万人以上まで増やしたいという。
「Student Advantage」は、包括契約(EES/OVS-ES)をもち、かつ教職員全員の Office 365 ProPlus または Office ProPlusを保有している教育機関に所属する学習者が、追加費用なく最新の Microsoft Office を利用できる特典。
従来この特典を学習者が利用するためには、教育機関のIT管理者によるユーザーアカウント作成などの作業、手続きが必要だったが、今回提供開始した「セルフ サインアップ」を利用することで、学習者は、専用ウェブサイトにアクセスして、学内メールアドレスを入力するだけで利用できるようになった。
最新の Microsoft Office を自身のPC、スマートフォン、タブレットなどに追加費用なくインストール・利用可能。(1人当たり 5台の PC / Mac・ 5台のタブレット・ 5台のスマートフォンまで。個人所有の機器へのインストールも可能)
所属する教育機関が「セルフ サインアップ」の利用対象かどうかは事前に「Student Advantage 総合サイト」で確認できる。
また、国立情報学研究所の運営する学術認証フェデレーション「学認(GakuNin)」に参加し、学内のICTサービスを管理運営している教育機関のために、NIIとの連携で、「学認(GakuNin)」上からMicrosoft Officeのダウンロード提供を可能にするポータルサイトを4月20日に公開する予定。
これにより「学認(GakuNin)」に参加する教育機関は、既存のユーザー管理基盤とポータルサイトのユーザー管理基盤を連携させ、学習者に対してより簡易に 「Student Advantage」 の特典を提供することができるようになる。
関連URL
セルフ サインアップ
Student Advantage
教育機関向け ライセンス プログラム
日本マイクロソフト
最新ニュース
- 生徒と学びの距離感を近づける「すらら」、全学年を盛り上げた3つの仕掛け/岡山県立和気閑谷高等学校(2024年3月28日)
- 親子で違う通信制高校に期待すること、不安なこと=クリスク調べ=(2024年3月28日)
- リスキリング施策で重視するスキルは「データ活用」がトップ= Reskilling Camp調べ=(2024年3月28日)
- すららネット、数学的思考の土台を固める「仕事に役立つ数学基礎コース」開始(2024年3月28日)
- 電子書籍を現在利用しているのは37.9% = Appliv TOPICS 調べ=(2024年3月28日)
- 渋谷区教育委員会とInspire High、「探究的な学び」の充実に向けた連携協定を締結(2024年3月28日)
- コドモン、山口市の放課後児童クラブ59施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年3月28日)
- エッジ×光文書院、読み上げの合理的配慮へ小学校のテスト音声化サービス開始(2024年3月28日)
- ビスケット×AkaDako 、授業でセンサープログラミングを体験できる教材を販売開始(2024年3月28日)
- EDIX東京、生成AI×教育の今が学べるセミナーを連日開催(2024年3月28日)