2015年4月7日
青梅市教委とNECフィールディング/特別支援学級でタブレット端末活用の実証開始
東京都青梅市教育委員会は6日、NECフィールディングとともに、市内の若草小学校と、泉中学校の自閉症・情緒障害特別支援学級で、タブレット端末を活用した授業の実証研究を開始したと発表した。
実証研究では、NECのタブレット端末「VersaPro タイプVZ」28台、電子黒板「BrainBoard 65型」2台、校内無線LAN環境、充電保管庫、サーバー、授業支援・教材作成アプリケーション、デジタル教材を活用。
自閉症・情緒障害特別支援学級でタブレット端末や電子黒板を活用した授業を通して、個に応じたきめ細やかな指導により児童・生徒の学習上の困難さを軽減。また、自信をもたせ学習意欲の向上を図る。
実証結果を通して、自閉症・情緒障害特別支援学級での学習指導の方法をモデル化。今後、市内の特別支援学級で展開していくことを視野に入れている。
アドバイザーに宇都宮大学 教育学部の原田浩司准教授が参画。ICT活用の有効性について、客観的かつ多角的な評価、検証を行う。
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