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2015年5月19日
ひの@平山小/日野市+信州大+東芝+マイクロソフト+シャープ 産学官共同
日野市と信州大学、東芝、日本マイクロソフト、シャープビジネスソリューションの3社は、日野市立平山小学校で、東芝製手書きタブレットを活用した次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」を18日から開始した。
このプロジェクトは、児童に1人1台のタブレット(全240台)を貸与することで、学校内だけでなく自宅においても最新のICTを活用した学習が可能な環境を提供し、日常的な学習ツールとしてタブレットを活用する効果を検証するもので、2017年3月まで実施する。
また、ICT導入により児童の学びの過程や成果物を、プライバシーを保護した上で、次の学びや指導・評価に活用するための可視化ツールを開発するほか、情報環境整備のあり方を提言する。
この日は6年生の3クラスで、タブレットを使った初めての授業が公開された。
日本マイクロソフトの「OneNote」とクラウドサービス「Office 365 Education」を利用した算数の授業では、正解を答えた児童の手書きの計算式に対して即座に教師からハナマルが送られ、児童の取り組みが教師と共有できる様子がうかがえた。
シャープビジネスソリューションの個別学習支援システム「インタラクティブスタディ」を使い、小数のかけ算に取り組んだクラスでは、児童の個別学習の結果が応答記録として蓄積され、分析表示される画面から教師が児童の理解度を把握することができる様子が紹介された。
プロジェクトにおける、取組みについては、信州大学教育学部 東原義訓教授が監修し、その構築と運用を企業が支援する体制となる。
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