2015年7月31日
富士キメラ総研/教育ICT市場、2020年度は2400億円に
富士キメラ総研は、教育機関向けICT関連市場を調査し、報告書「エデュケーションマーケット 2015」にまとめた。
報告書では、教育機関向けの業務支援システム、校内設備・インフラ、教材・コンテンツ、ハードウェアについて調査。行政の取り組み状況を踏まえた上で、国内を中心に海外の市場動向と今後の方向性についてまとめている。
報告書によると、2014年度の教育機関向けICT関連市場は、前年度比2.2%増の1640億円。
2013年度まで各都道府県で教育ICT化に向けた実証実験が行われ、2014年度には関連設備・インフラ導入が加速すると同時に、利活用のためのシステム、コンテンツが普及し市場が拡大した。2020年度には教育機関向けICT関連市場は2403億円に達するとしている。
カテゴリー別に見ると、業務支援システム関連では、授業支援システムをはじめ、校務支援システムや園務システムなどが2020年度にかけて安定して伸びるとしている。2014年度の市場規模は16億円だが、2020年度には250億円と、2014年度の15倍以上の成長をみせると予想。
また、1人1台の施策が進められるタブレット端末も、2014年度の20億円から、2020年度には210億円へ急拡大すると予想している。
「エデュケーションマーケット 2015」の販売価格は15万円(税抜)。CD-ROM付きは16万円(税抜)となっている。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)