- トップ
- STEM・プログラミング
- 愛和小学校でEV3使い宇宙エレベーターロボット授業
2016年2月18日
愛和小学校でEV3使い宇宙エレベーターロボット授業
東京都多摩市立愛和小学校は17日、教育版レゴ マインドストーム EV3を使い宇宙エレベーターロボット授業を行った。
愛和小学校では、松田孝校長が中心となって日頃から積極的に「STEM」を取り入れた授業を実施しているが、今回は神奈川大学附属中・高等学校の小林道夫教諭とナリカの協力で、5、6年生を対象に2時間授業として宇宙エレベーターロボット授業を実施した。
はじめに、小林教諭が「宇宙に行くにはこれまでロケットを使っていたが、1回何十億円もかかってたいへん。宇宙エレベーターは、地球から約3万6000Kmの宇宙空間にある静止衛星に人や物を運ぶ夢の乗り物。時速200Kmで昇っていって、約1週間で宇宙ステーションに到着する」と、基本的な説明に加え「日本では2050年の実現を目指して研究を進めているけど、実現するかどうかは未来を担う君たちにかかっている。そのために宇宙エレベーターロボット競技会をやっているんだ」と子どもたちへの期待を語った。
つづいて、ナリカ企画部の小林健介氏がロボットのプログラミングを指導。「前に進む」「センサーで止まる」「後ろに下がる」といった基本的な動作に加え、「アームを回転する」「速さや強さを調整する」といったロボットコントロールのプログラムを付加していく。
これは、宇宙エレベーターロボット競技会の基本である「荷物を持って昇る」「荷物を宇宙ステーションに降ろす」「降りて戻る」という動作を実現するためのもの。
ロボットをテザー(宇宙ステーションから下がるベルト)にセットしてプログラムを実行する。ロボットが宇宙ステーションに向かって昇っていき、センサーで停止してアームを回転、レゴの人形が宇宙ステーションに無事降ろされると「ウォー」「やったぁ」という歓声がチームのメンバーから挙がる。
愛和小学校では今後、授業発表会や公開授業などで宇宙エレベーターロボット競技会を実施する予定だという。
関連URL
最新ニュース
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)
- 聖学院高校、生徒・保護者・教職員・協力企業など対象に学習成果発表会を22日開催(2025年2月12日)