2016年3月25日
関西大 黒上教授とロイロノート新機能の共同研究で合意
ロイロは25日、タブレット用授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」をシンキング(思考)ツールとしてより進化させるために、関西大学の黒上晴夫教授と共同研究を行うことで合意したと発表した。
本年の夏ごろ、プロトタイプによる実証実験を開始する予定。
黒上教授は今回の共同研究について、「ロイロノート・スクールでは、子どもが自分の考えや自分で集めた資料をどんどんカードにしてつないでいく。その作業をみていると、ほれぼれするほど身体化している。常々これは、シンキングツールと同じだと思っていた。そして、ロイロノート・スクールを使ってアイデア出したり選んだり並べたりするときに、シンキングツールの上でできたらどんなに良いかと思っていた。それが実現する。ロイロノート・スクールで、筋道立てて考えをまとめることを、シンキングツールがサポートするという環境ができあがる。子どもの考えの質が、一段も二段も高まることはまちがいない」とコメントしている。
黒上晴夫教授は、大阪大学大学院人間科学研究科,金沢大学教育学部で勤めた後,関西大学総合情報学部教授。専門は教育工学。ICTや教育放送の教育利用,カリキュラム開発,教育評価を専門領域としている。近年は,思考ルーブリックによる授業設計と評価,シンキングツールの体系化と普及など,思考にかかわる領域での仕事に注力している。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)