2016年3月25日
関西大 黒上教授とロイロノート新機能の共同研究で合意
ロイロは25日、タブレット用授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」をシンキング(思考)ツールとしてより進化させるために、関西大学の黒上晴夫教授と共同研究を行うことで合意したと発表した。
本年の夏ごろ、プロトタイプによる実証実験を開始する予定。
黒上教授は今回の共同研究について、「ロイロノート・スクールでは、子どもが自分の考えや自分で集めた資料をどんどんカードにしてつないでいく。その作業をみていると、ほれぼれするほど身体化している。常々これは、シンキングツールと同じだと思っていた。そして、ロイロノート・スクールを使ってアイデア出したり選んだり並べたりするときに、シンキングツールの上でできたらどんなに良いかと思っていた。それが実現する。ロイロノート・スクールで、筋道立てて考えをまとめることを、シンキングツールがサポートするという環境ができあがる。子どもの考えの質が、一段も二段も高まることはまちがいない」とコメントしている。
黒上晴夫教授は、大阪大学大学院人間科学研究科,金沢大学教育学部で勤めた後,関西大学総合情報学部教授。専門は教育工学。ICTや教育放送の教育利用,カリキュラム開発,教育評価を専門領域としている。近年は,思考ルーブリックによる授業設計と評価,シンキングツールの体系化と普及など,思考にかかわる領域での仕事に注力している。
関連URL
最新ニュース
- 2022年卒学生、95.7%が就職活動に「不安」を抱く=学情調べ=(2021年3月4日)
- 日本エイサー、「はじめるなら、今!Acer Chromebook」キャンペーンを開始(2021年3月4日)
- 辞書アプリDONGRI、新年度に向けた新タイトル発売と「DONGRI活用セミナー」の開催(2021年3月4日)
- 学研メソッド、オンラインライブ授業「Gakken ON AIR」を4月からスタート(2021年3月4日)
- サイバーリンク、教育機関向け特別コンテンツ付動画編集製品を販売開始(2021年3月4日)
- LoiLo、「ロイロノート・スクール」が1年間無料で使えるキャンペーン実施(2021年3月4日)
- 日本IBM、福井大学病院が総合医療情報システムをIBM Cloudに移行(2021年3月4日)
- 高知大。海外オンライン短期研修としてQQ Englishの「オンラインキャンパス」を採用(2021年3月4日)
- 立教大とNEC、デジタルを活用した新たな学習/キャンパス環境の共同研究を開始(2021年3月4日)
- インフォマート、慶應義塾が「BtoBプラットフォーム請求書」で請求書業務を電子データ化(2021年3月4日)