- トップ
- STEM・プログラミング
- パナソニックの自律搬送ロボット「HOSPI」がJIS認証取得
2016年4月25日
パナソニックの自律搬送ロボット「HOSPI」がJIS認証取得
パナソニックは20日、自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピ)」について、生活支援ロボットの安全性に関するJIS規格に基づく初の認証を取得したと発表した。
本認証は、電気安全環境研究所(JET)が生活支援ロボットの安全性に関して新規に発行されたJIS規格「JIS B 8445」および「JIS B 8446」に基づいて、パナソニックの自律搬送ロボット「HOSPI(R)」の安全性を評価し、認証したもの。 また、今回の認証では、生活支援ロボットの安全性に関する国際標準規格である「ISO13482」も同時に取得している。
「HOSPI」は、例えば、 病院でスタッフに代わって薬剤や検体を搬送するなど、 人の代わりに搬送作業を行う自律搬送ロボット。予め記憶した地図情報に基づき、センサーによって環境を認識しながら走行するため、従来の搬送設備のような壁・天井内への埋め込み工事や、通路面へのガイドテープの施工が不要となり、 目的地やレイアウト変更などにも、容易にかつ低コストで対応することができる。
また、高性能センサーと高度な障害物回避アルゴリズムにより、歩行者や移動環境に存在する様々な障害物にも接触することなく、安全かつ効率的に運用することができる。
今回、認証を取得したJIS規格「JIS B 8445:ロボット及びロボティックデバイス-生活支援ロボットの安全要求事項」と「JIS B 8446-1:生活支援ロボットの安全要求事項-第1部:マニピュレータを備えない静的安定移動作業型ロボット」は、 2016年4月20日に発行された生活支援ロボットの安全性に関するJIS規格。
前者は、国際標準化機構(ISO)から発行されている「ISO 13482 Robots and robotic devices – Safety requirements for personal care robot」の翻訳版であり、後者は、これをベースに世界に先駆けて日本で作成された3つのタイプ別規格群のひとつ。「HOSPI」は、今回の認証によって、ロボットの機構や動作などに要求される安全性に関して、世界標準を満足するとともに、世界に先駆けてタイプ別の基準もクリアした最初のロボットだという。
関連URL
最新ニュース
- 学校向けICT教材「すららドリル」、京都・大山崎町の公立小中学校が導入(2025年4月25日)
- リスクモンスター、第13回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」1位は?(2025年4月25日)
- 高校生の約5割が「推薦系選抜」を希望 =明光義塾調べ=(2025年4月25日)
- GMOインターネット、九州大で「AIを活用したWebアプリ開発」の講義(2025年4月25日)
- バッファロー、京都大学の新入生にマウス3033台を寄贈(2025年4月25日)
- 早稲田大学アカデミックソリューション、女子中高生向け「AI・プログラミング Camp」台湾で開催(2025年4月25日)
- 未来キッズコンテンツ総合研究所、「第1回 世界AIアスリート選手権大会」に向けて高校生がデジタル表現力を身につけるための学習プログラムを拡充(2025年4月25日)
- サイバーフェリックス、「学校版MBAスクールリーダーシッププログラム」第2期募集前セミナー(2025年4月25日)
- エリクソン×KDDI、大阪・関西万博で教育イベント「デジタルミライラボ」を無料開催(2025年4月25日)
- スタディプラス、塾関係者・参議院議員が登壇する「Studyplus Agenda 2025 SS~いま考えるべき教育と経営の論点~」6月開催(2025年4月25日)