2016年4月28日
シャープの「KINTR 英検 合格コース」が実証研究で成果
シャープは27日、生徒の学力に合わせた学習方法を提供し、英検の各級取得をサポートする「適応型個別学習システム『KINTR(キントレ) 英検 合格コース』(Supported by 旺文社)」を新たに開発、5月から商談を開始する。
「KINTR 英検 合格コース」システムは、英語対策書で実績と定評のある旺文社の英検 対策コンテンツと、教育測定研究所が開発した独自アルゴリズムを活用している。
教員は日々の学習履歴から生徒全員の課題や理解状況を把握でき、個々の英語力に応じた学習スケジュールを組むことで、英検 合格を強力にサポートするシステム。
シャープは、佐賀県教育委員会の協力で、2015年6月から2016年3月まで本システムの実証研究を佐賀県立武雄青陵中学校の3年生(110名)を対象に実施。
実証研究では、生徒の学力向上に加え、学習意欲についても一定の成果を確認し、実証研究に協力した教育関係者からも高い評価を得た。
実際に実証研究に参加した武雄青陵中学校の中田 浩教諭は、「忘却曲線を利用して、忘れかけた頃に復習問題を出す機能はとても効果的。生徒アンケートでも、問題のレベルに対して“ちょうどよい”“少し難しかった”が91%と、学力に応じた問題が提示されているのが分かった。前年10名ほどだった準2級合格者が今回は準2級32名、2級4名と増加した。なにより英検への興味が高まり受験者数が増えたのが一番の効果」と、予想以上の成果だったと語った。
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