2016年9月7日
TCU、小学生用ハザードマップ作成支援アプリを開発
東京都市大学(TCU)は5日、知識工学部経営システム工学科の岡 誠講師ほか研究チームが、小学生がハザードマップを作成することを支援するタブレットPC向けアプリケーションを開発したと発表した。
児童が災害発生時に自主的に安全を確保できる判断力を養成するためのアプリケーション。地図の見方を習っていない児童向けに、地図記号ではなく店舗名などを使用しているほか、各種ボタンを大きく設計するなどの工夫をすることで、児童自らが街の危険や防災情報を登録できるようにしている。
2015年11月から2016年2月にかけて新宿区立愛日小学校で、ハザードマップ作成授業を行い、効用を確認したという。
フィールドワークでは、4年生43名が10グループに分かれ、街を探索するフィールドワークを行い、消火器や消火栓の場所、写真、コメントを登録したハザードマップを担当するエリアごとに作成。続いて各グループの成果を結合した街全体のハザードマップを作成した上で、他のグループが調査した区域についても写真を見て、地図と実際の町の風景を結びつけ、街全体に対する理解を深めた。
ハザードマップ作成について、タブレットPCのアプリケーションを使ったカリキュラムとそれに伴うシステム開発は初めての試みだという。
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- ザクティ、長野県池田工業校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)
- Wonderlabo、慶應義塾大学SFCでマーケティングの授業を開講(2024年11月22日)
- スパトレ、公立学童や公設塾で活用できる「放課後英語プログラム」を提供(2024年11月22日)